アスペルガーの館の掲示板

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[#24415] 療育手帳申請のすすめ T.T 08/2/16(土) 18:33 [未読]

[#24496] 社会資源を知っておく フリージア* 08/2/20(水) 10:49 [未読]
[#24514] Re:社会資源を知っておく 秋桜(管理人) 08/2/20(水) 19:43 [未読]
[#24526] Re:社会資源を知っておく フリージア* 08/2/21(木) 10:15 [未読]

[#24496] 社会資源を知っておく
 フリージア*  - 08/2/20(水) 10:49 -

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   ひとりの親として感じている事を書かせて下さい。

>アスペルガーだからと言ってもみんなに手帳交付される=何らかの支援を受ける必要があるとは限りません。

本当にそうですよね。
でも、利用する・しないとは別に、どのような社会資源が有るのかを「知っている」とこは大切だと考えています。

子どもに、「公的な支援を受けないでも生活していける」ようになって欲しいなあという望みは持っています。

でも、一方で、うつなどの症状を発症する可能性が高い事も知っています。
症状が重いときには「精神保健手帳」を利用する時期もあるのかもしれないなあとも考える時も有ります。

また、例えば仕事を始める時期などでは、ジョブコーチについて貰う等の形で、期間を限って「社会資源からの支援を求める事が必要な時期」も有るのかもしれないとも感じています。

必要な時期に、適切な量の援助を受けることを躊躇うことで、可能性をかえってつぶすことが有ってはいけないのでは?とも感じるのです。ですから、将来に備えて受けられる支援(社会資源)をきちんと知っておきたいと思っています。

親の会などを通じて感じたことも、少し書かせて下さい。

「支援を受けるのが当たり前」になって、必要以上の支援を求めているのでは?と感じる方々も確かにいます。 
一方で、ご家庭内で抱え込まれて、八方ふさがりになってしまっている方も有ります。このような方々には、社会的な支援を受けることで、生活に広がりが出来る可能性をお伝えできたらいいなあ、と感じます。
まだまだ、「助けを求める」事をなさらない方も多いですね。

支援を受ける事をきっかけに、良い方向に動き出す事も多いはずだと思うのです。
でも、必要に感じる方ほど、頑なに支援を拒まれる方が多いようにも感じる事もあります。

自閉の診断が伴うときには、「知能検査」の数値が有る程度高く出ている方々に対しても「療育手帳」を発行する、という運用をしている自治体がほんの少数ながら存在する

という情報は、親の会の中などでは良く囁かれていますが、必要な方に必ずしも周知されていない事柄に感じていました。

>何のために支援は必要なのか
ということは、とても大切な観点だと思います。

同時に、支援が必要な方のなかに、受けられる支援を知らない、あるいは支援を受けることを躊躇する方も有りますから、必要が有るときには 「支援を得ても良いのだ」、という情報が発信される事は大切に感じています。

[#24514] Re:社会資源を知っておく
 秋桜(管理人) メールホームページ  - 08/2/20(水) 19:43 -

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   ▼フリージアさん:
レスをありがとうございます。

もちろん社会資源を知ることは大切ですが、社会の情報をすべて知るには限界があります。また支援の仕事をしていて感じるのは情報に振り回されている人が多い、ということです。

「自分の状態を客観的に把握し、何が必要かを考えて調べる力を身につけること」を身につけられれば、社会資源を知らなくてもその場で調べられます。また「今の自分に調べるエネルギーはない。悪いけど協力してくれないか」と頼める力を育てることも大切なのでは、と読んでいて思いました。

先日障害者職業センターに見学に行って職員の方とお話ししたのですが、自分を客観視する力を持っている人や必要に応じて人にお願いしたり頼ったりできる人が就労がうまくいくことが多いそうです。

そして今まで経験がないから学んでいなかった人も「今の自分を知りたいし、改善する方法があるなら学びたい」というモチベーションがあればかなりカバーできるようです。

今インターネットの普及などで知識があることは必ずしも価値が高いことではなくなっています。コーチングの勉強をしていて思いますが、定型発達であっても発達障害であっても自分でものを考える→選択・決定する→実行するということを主体的にできる人が少ないことが今問題になっています。

自分で納得して責任を取る経験や問題解決をする体験を積むことが自信にもつながるし、能力を伸ばすことになると思います。

[#24526] Re:社会資源を知っておく
 フリージア*  - 08/2/21(木) 10:15 -

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   ▼秋桜(管理人)さん:

支援者からのお話も、とても参考になります。
ありがとうございます。

>社会の情報をすべて知るには限界があります。また支援の仕事をしていて感じるのは情報に振り回されている人が多い、ということです。

そうなのですね。 
支援者に出会えるところまで出向く事ができた方の中には、情報に振り回される方もあるのでしょうね。

私が「親としての集まり」でお会いした方々には、逆に「此処に話しを持ちかければ良さそう」というような勘所というのでしょうか、そういう情報すら手に出来ていない方も多いと感じています。 
必要な事を取捨選択する力を育てることは大切ですね。
一方で、有る程度の基礎知識は不可欠とも感じます。

>先日障害者職業センターに見学に行って職員の方とお話ししたのですが、自分を客観視する力を持っている人や必要に応じて人にお願いしたり頼ったりできる人が就労がうまくいくことが多いそうです。
>
>そして今まで経験がないから学んでいなかった人も「今の自分を知りたいし、改善する方法があるなら学びたい」というモチベーションがあればかなりカバーできるようです。

とても参考になります。
いずれも、身につけたい能力ですね。

>自分で納得して責任を取る経験や問題解決をする体験を積むことが自信にもつながるし、能力を伸ばすことになると思います。

まさに、「生きる力」ですね。
我が家の子どもも「手伝う」段階を過ぎ、「見守る」を経て、「自立」間近の段階に来ておりますので、「口を出しすぎないように」と気をつけているところです。
失敗に関して傷つきを持っているのですが、それでも、自己決定の大切さを思うとき、過保護にならないように、というのは、これまた難しい課題で、いつも適切な援助とは?と悩んでおります。 
(話題がずれて申し訳ありません。)

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