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▼フリージアさん:
レスをありがとうございます。
もちろん社会資源を知ることは大切ですが、社会の情報をすべて知るには限界があります。また支援の仕事をしていて感じるのは情報に振り回されている人が多い、ということです。
「自分の状態を客観的に把握し、何が必要かを考えて調べる力を身につけること」を身につけられれば、社会資源を知らなくてもその場で調べられます。また「今の自分に調べるエネルギーはない。悪いけど協力してくれないか」と頼める力を育てることも大切なのでは、と読んでいて思いました。
先日障害者職業センターに見学に行って職員の方とお話ししたのですが、自分を客観視する力を持っている人や必要に応じて人にお願いしたり頼ったりできる人が就労がうまくいくことが多いそうです。
そして今まで経験がないから学んでいなかった人も「今の自分を知りたいし、改善する方法があるなら学びたい」というモチベーションがあればかなりカバーできるようです。
今インターネットの普及などで知識があることは必ずしも価値が高いことではなくなっています。コーチングの勉強をしていて思いますが、定型発達であっても発達障害であっても自分でものを考える→選択・決定する→実行するということを主体的にできる人が少ないことが今問題になっています。
自分で納得して責任を取る経験や問題解決をする体験を積むことが自信にもつながるし、能力を伸ばすことになると思います。
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