アスペルガーの館の掲示板

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[#2461] 言葉の力をください!その1。 わるなすび 04/12/22(水) 23:15 [未読]

[#2465] Re:言葉の力をください!その1。 Chiquitita 04/12/22(水) 23:35 [未読]
[#2507] Re:言葉の力をください!その1。 アリステイデス 04/12/23(木) 19:00 [未読]
[#2565] Re:言葉の力をください!その1。 Chiquitita 04/12/24(金) 23:32 [未読]
[#2520] たくさんの言葉ありがとうございます。 わるなすび 04/12/23(木) 23:20 [未読]
[#2567] Re:たくさんの言葉ありがとうございます。 Chiquitita 04/12/24(金) 23:41 [未読]

[#2465] Re:言葉の力をください!その1。
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/22(水) 23:35 -

引用なし
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   早速ですが:

▼わるなすびさん:
>パニックを起こしているときに、他人が気をそらそうと「かわいいぬいぐるみだね」と声をかけると、(すごく大事なものでも)ぬいぐるみを投げつけたくなる
>衝動・・。
>服を褒められると脱ぎ捨てたくなり、自分を褒められると死んでしまいたくなる・・。
>
>こんなことないですか?
>私だけかと思っていたら、もう一人いました。
>これを説明する言葉ないですか?

実はですね、私も経験があります。
幼児期のことでうろ覚えなのですが、病気で入院中だったということもあり、よほど虫の居所が悪かったためにこのような行動に出たのでしょう。

私の場合は、身体障害のために4歳の誕生日(1967年5月)を迎えても歩くことができず、ようやく歩けるようになったのは1967年の9月ごろだったと思います。
このときに、「ようやく歩けるようになってよかったね。」とほめられたにもかかわらず、やたら機嫌が悪くなって、せっかく買ってもらった三輪車を転覆させた、ということが、今もかすかに記憶の片隅に残っています。
(本当は忘れかけていたのだが、わるなすびさんのコメントで思い出しました)

蘇った記憶を仔細にたどったところ、「ほめられたのか貶されたのか解らない」状況にあった、という記憶も蘇ってきました。

(引用順が逆になりましたが)
>お母さんたちは「なんで我が子がそんなことをするのか理解できない」と心理士さんに尋ねることが多いんです。
>
>たまに心理士さんでも分からないことがあるみたいなのです。
>でも、そういうことに限って「私にもある・私にもあった」ことなんです。

なぜ「親でも理解できない」のか、その最大の理由は「コミュニケーションに困難を感じる人がいる」という状況を認識できていないからだと、私は考えています。

歩くことすら困難な身体障害者の存在は知ることができても、あるいは身体障害者が感じている苦しみを気の毒に感じることができても、コミュニケーションは人間にとっては歩くことよりもさらに身近なことであるため、コミュニケーションに困難を感じる人がいるということ自体、意外に感じる人が多いものと察せられます。

言い換えれば、歩くことが不可能だという状況は想像できても、コミュニケーションに困難を感じるという状況は想像しにくい、ということでしょう。発達障害が「最も外部に見えにくい障害」と言われる所以です。

[#2507] Re:言葉の力をください!その1。
 アリステイデス  - 04/12/23(木) 19:00 -

引用なし
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    Chiquititaさん、こんにちは。

 Chiquititaさんの書き込みの後半にレスします。
 僕は聴覚障害を持っていますので、それから想起することを。

 聴覚障害も他人とのコミュニケーションに困難を伴う障害です。そこから、
人間関係の構築に影響が及ぶことにつながります。
 聴覚障害もその実情をなかなか理解してもらえない障害ですが、ほとんどの
健聴者にとって、音声言語によるコミュニケーションは自然にできるものだから
というのも、その理由のひとつでしょう。

 物理的に見えない障害は理解されにくいものだと思います。
 でも、当事者にとっては、コミュニケーションが難しくて、人間関係の構築
が難しいというのは辛いですよね。

[#2520] たくさんの言葉ありがとうございます。
 わるなすび  - 04/12/23(木) 23:20 -

引用なし
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   >私の場合は、身体障害のために4歳の誕生日(1967年5月)を迎えても歩くことができず、ようやく歩けるようになったのは1967年の9月ごろだったと思います。
>このときに、「ようやく歩けるようになってよかったね。」とほめられたにもかかわらず、やたら機嫌が悪くなって、せっかく買ってもらった三輪車を転覆させた、ということが、今もかすかに記憶の片隅に残っています。
>(本当は忘れかけていたのだが、わるなすびさんのコメントで思い出しました)
>
>蘇った記憶を仔細にたどったところ、「ほめられたのか貶されたのか解らない」状況にあった、という記憶も蘇ってきました。

忘れかけていたのに・・えぐったみたいになってごめんなさい。
私自身もちょっと劣等感が強くて、他人の言葉の真意を探ってしまいます。
「せっかく買ってもらった」と後でなら言えるんですよね・・。
もらえたということ自体には問題はないんでしょうかね・・。

>
>言い換えれば、歩くことが不可能だという状況は想像できても、コミュニケーションに困難を感じるという状況は想像しにくい、ということでしょう。発達障害が「最も外部に見えにくい障害」と言われる所以です。

ホントに見えにくい障害ですね。話がちぐはぐでも聞き流せばそれなりに・・で今までやってこれた私です。
そういえば、私も思い出したんです。
私は小学校2年生ごろから急に人が変わったようになりまして。
体育の話なんですが、2年生まで私はいつも見学でした。
なんで見学だったんだっけ?って思い出したら「この子は生まれつき足と腰が悪くて走れませんし、喘息があるので無理な運動はさせないでください」と母が先生に言っている場面を思い出しました。
なんで今頃思い出すかというと、よっぽど小学校に入ってからが辛かったらしく、記憶が消されているようなんです。
やっと思い出せました。

[#2565] Re:言葉の力をください!その1。
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/24(金) 23:32 -

引用なし
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   まずは、レスありがとうございます。

▼アリステイデスさん:
> 僕は聴覚障害を持っていますので、それから想起することを。
>
> 聴覚障害も他人とのコミュニケーションに困難を伴う障害です。そこから、
>人間関係の構築に影響が及ぶことにつながります。
> 聴覚障害もその実情をなかなか理解してもらえない障害ですが、ほとんどの
>健聴者にとって、音声言語によるコミュニケーションは自然にできるものだから
>というのも、その理由のひとつでしょう。
>
> 物理的に見えない障害は理解されにくいものだと思います。
> でも、当事者にとっては、コミュニケーションが難しくて、人間関係の構築
>が難しいというのは辛いですよね。

そうそう、聴覚障害もだったのですね。
聴覚障害も、周囲の人にすぐに解るような外見上の特徴があるわけでもないので、なかなか理解してもらえないのはつらいですね。

私は現在電車で通勤していますが、町外れの小さい駅なので、電車がアクシデントで遅れた場合の案内放送は音声でしか流れません。電光掲示板がないので、聴力障害者には電車の遅れは解りません。

実際、今朝も踏切事故で電車に遅れが発生しました。(幸いにも私の乗っていた電車だけは、事故現場を発生時刻の前に通過していたので定時で走っていたが)こういった情報が伝わりにくい、ということも、我々健聴者はつい見過ごしがちです。

[#2567] Re:たくさんの言葉ありがとうございます。
 Chiquitita メールホームページ  - 04/12/24(金) 23:41 -

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   レスありがとうございます。

▼わるなすびさん:
>忘れかけていたのに・・えぐったみたいになってごめんなさい。
>私自身もちょっと劣等感が強くて、他人の言葉の真意を探ってしまいます。
>「せっかく買ってもらった」と後でなら言えるんですよね・・。
>もらえたということ自体には問題はないんでしょうかね・・。

いえいえ、むしろASなど、いわゆる「自閉症」当事者、あるいは疑いのある人たちには当たり前のことかな、と思い、情報を提供させていただきました。そちらのほうが重要かな、と感じたまでのことです。

考えてみれば、遠縁の親類にもカナーの当事者がいますが、その人も似たような振る舞いを見せていたことを記憶しています。

>そういえば、私も思い出したんです。
>私は小学校2年生ごろから急に人が変わったようになりまして。
>体育の話なんですが、2年生まで私はいつも見学でした。
>なんで見学だったんだっけ?って思い出したら「この子は生まれつき足と腰が悪くて走れませんし、喘息があるので無理な運動はさせないでください」と母が先生に言っている場面を思い出しました。
>なんで今頃思い出すかというと、よっぽど小学校に入ってからが辛かったらしく、記憶が消されているようなんです。
>やっと思い出せました。

嫌な思い出は、どうしてもフラッシュバックとして付きまとうこともあれば、あるいは無意識のうちの抑圧していることもあります(私も両方あります)。
私の場合、いじめなど人間関係に関わるものはすぐにフラッシュバックするので抑圧できませんが、病気にまつわるつらい思い出は無意識に抑圧しているのが多いですね。
だから病気によっては、「こういう病気を経験した」という記憶があるだけで、「どういう治療を受けたのか」という記憶がまるでないのもあります。(もっとも幼少期だから忘れていて当然かもしれないが)

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