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管理人の秋桜です。
ほぼ意見や議論は出尽くしたと思うので、これでこのスレッドは終わりにしてください。今後このスレッドに書き込みされても管理人判断で削除します。
療育手帳は本来アスペルガーと診断されたケースではもらえないとは思いますが、IQ70〜80前後の境界知能の方は状況によっては交付されるケースがあるでしょう。
しかしアスペルガーというのは厳密に言えばことばや知能に遅れがない自閉症を指すはずなので診断の定義と合わないと考える人もいるでしょう。
ただこれは仕事をしていて感じるのですが、本人に合った学習スタイルを経験したことがなくて本人の力を伸ばせないまま成長してしまったという場合もあるのでその辺りはこれからの課題にもなるのでは、と考えています。
IQが高い場合は無理かもしれませんが「選択肢の1つになるケースもある」程度に頭の隅に置いておければいいのではと思います。
ところで今回私が残念に思ったのが意見交換のやり方についてです。様々な立場の人から色々な意見が出る、というのはとてもいいことだと私は思っています。逆に1つの意見だけというのは誰かが意見を言えなくて我慢していることが多いからです。
ただ、意見を交換するにしても自分の意見と合わないからと言って他の意見に対して攻撃的になったり、注意されて反発するというのでは困ります。それは対等な人間関係ではないし、議論を進める上では支障になるからです。
議論というのは自分と相手の意見を妥協できるまでぎりぎりのラインを求めて話し合うことです。そこには自分も相手も意見を持つ自由があり、立場は違えども同じ人間であるという意識を持つことが大切になります。それが言論の自由というものではないでしょうか。
日本語はもともと狭い社会での上下の関係性の中で培われた文化の中で養われたことばのため、上下の関係性を無意識の中に作ろうとする傾向があります。対等な人間関係を作る、議論を尽くすという考え方は相当意識して身につける必要があります。でもトレーニングすればある程度は習得可能なものです。
議論をするというのはエネルギーも使うしコミュニケーションのスキルも必要になります。そして何よりも大切なのが信頼関係です。
私はこの掲示板に書き込みをしてくれる人は、管理人に対して信頼を寄せてくれているからこそ書き込んでくれていると信じています。だからこそ書き込んでいる人の感情と理性を分けて考え、感情的には承認しつつも社会的に問題があることに対しては注意することができるのです。
ご理解、ご協力をお願いいたします。
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