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▼医学オタク(呼内専門)さん:
管理人の秋桜です。
>LDやADHDなら適切な指導・勉強で伸びますし、薬物療法(中枢神経刺激薬
>と呼ばれドーパミン濃度を増やし覚醒レベルを上げ集中力を出す薬商品名コンサータやノルアドレナリンを増やすSNRIやドーパミンをコントロールするエビリファイ等)も効果を上げてますので、是非児童精神科DrにADHD・LDについて
>診断を仰いでみては?障害特性が分からないで自尊心や自己愛が失うと言う事もありますし・・・
年齢も近い人が苦しんでいるのを見て心配されているのは分かりますが、薬をいくら説明してもそれらの恩恵を受けられない人にとってはそういう意見も場合によっては辛くなることがあります。
「児童精神科医を受診しては?」と言うのは簡単ですが、まずそこへたどり着くまでのハードルがいくつもあるのです。医療機関を選ぶことも大切ですし、発達障害が分かる児童精神科医や小児神経科医の窓口はどこも初診申し込み後受診まで数か月から年単位待つことになります。
たとえ親御さんに隠れて医療機関を受診できても保険証を使えば受診歴は親御さんに通知が行くので被保険者でいる現状ではいずればれます。親御さんとそれでトラブルがあったら今より状況は悪化するでしょう。自費受診する方法もありますが、数万円〜数十万円単位の費用がかかります。まずはハードルをいかに取り除くかを考えることが大切です。
恐らく白蘭刹那さんの親御さんは診断が降りた際、ショックだったしそれが受け入れられないでは、と思いました。もしくは「もうどうにもならない」とあきらめてしまったのかもしれません。
今までは「頑張れば普通の人になる」(この考え方もどうかなとは個人的には思いますが)という考え方に何とか希望を見出して頑張っていたのに、それが潰えてしまった、と思ってエネルギーが枯渇してしまったことも考えられます。
親御さんも今までとは違った価値観を受け入れられずに悩まれているのだと思います。今は分からなくてもそういう事情だと思った方がいいです。
白蘭刹那さんへ
まずは発達障害者支援センターへ行って事情説明し、センターの方からご家族に説明してもらう、ということが必要だと思います。ただ親御さんがすぐには受け入れられないこともあるでしょうから、焦らずに取り組んでほしいと思います。
センターへ行くのが難しいのなら、学校の先生で信頼できそうな人にここの書き込みを見せて相談しましょう。センターで相談する際にもこちらの書き込みをプリントアウトした方が職員の人とコミュニケーションが取りやすいと思います。
聴覚障害の状態が詳しく分からないので多くは言えませんが、補聴器を付けていて装用効果が高くても3人以上の会話や込み入った話は聞き落としがあるかと思います。その辺りも誰かうまく間に入って通訳してくれる人が見つかるといいですね。
話は変わりますが、国立身体障害者リハビリテーションセンターの学院に通っていた頃、隣接する国立身体障害者職業リハビリテーションセンターで就労訓練を受けていた聴覚障害の方に発声発語訓練をする実習を取っていた関係で聴覚障害の方と飲みに行ったり簡単な手話を教えてもらったことがありました。
その時に手話で話していた彼らのことばがなかなか分からなくて(ものすごい速さなので全然読み取れなかったです)、口話ができる人に通訳してもらったり筆談したりしてコミュニケーションを取っていました。その時に丁寧にコミュニケーションを取ることの大切さや難しさを改めて実感したことを今でも覚えています。
コミュニケーションを取ることは健聴でかつ定型発達の人でも難しいものです。時間が解決してくれることもあるので粘り強く練習することが大切だと思います。
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