アスペルガーの館の掲示板

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[#24677] 区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ? ペンライ 08/2/28(木) 20:21 [未読]

[#24722] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... yumeです 08/3/2(日) 3:02 [未読]
[#24725] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... 明子 08/3/2(日) 6:39 [未読]
[#24977] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じ... ペンライ 08/3/14(金) 13:54 [未読]

[#24722] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 yumeです  - 08/3/2(日) 3:02 -

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   ▼ペンライさんへ

 はじめましてペンライさん
 中1アスペルガーと小3広汎性発達障害の息子を育てています。


>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。
 
沢山の親さんが同じスタートをされていますよ(私も)(^^)>

>なのに、いまだに積極的な療法を取り入れたり、学校への要求を頻繁にしたりする前に、まだなんとかなるんじゃないかと息子に期待してしまいます。

母の会に入ってみてくださいね。まず、ほとんどの方が子どもの「苦手部分」を受け入れる作業をしています。自分と向き合う準備をするのです。
ペンライさんだけじゃありませんよ(^^)>
>
>母親の私が揺れてしまうんです。障害だからと、こちらが対処法を学ぶことで、日々の生活を緩やかにしようとする反面、その対処や理解は社会にでていったらないのだから、ある程度は息子もルールを身に着けないのじゃないかと。

今の段階では、まずルールよりも最初に息子さんと一緒に「楽」になることから始めてみたら迷いもなくなるように思います。「息子さんがなぜそんな行動をとるのか?」から考えてみると息子さんの生真面目な性格が見えてくるのではないですか?(^^)
>
>
>先日、学校から帰ってきた息子が、「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」と、言いました。
>
>「あまっている」、そんなペットボトル、早々家にないです。人間、掃除しますから。代替案として、マンションのごみ集積場にたまっているペットボトルを持参するよう提案しました。
>まあ、却下されます。息子から。気持ちはわからないでもないです。人のゴミですからね。私がとってきて洗う、といっても、ま、無駄でした。「家」=「ゴミ捨て場」じゃない、というのが彼の言い分。ゴミ捨て場に人は住んでない。そうだ、そうだ、その通りだねー。

とってもアスペルガーらしい生真面目さですよね(^^)
小学生によく見られる経験のなさからくるものが多いのかなぁ〜?
>
>そこで、学校の行事のためにいらないペットボトルを買うのも疑問譜が浮かぶのですが、争うよりはましかと、ペットボトルを買おうとして、またも、バトル。
>
>「あまっている」=「買って用意する」は違う、と。なので、母の女優魂に火がつき、「ママ、急にお茶が飲みたくなったわ。どうしても、あのお茶が飲みたいの。今から買ってくるわね」と。そこまではよかった。
>「あまっていた」=過去形なわけで、「あまっていた」状態にするには、飲んだ直後のペットボトルは当てはまらないらしい。

言葉にこだわりがあって、完壁主義は私の息子と似ています(^^)

こだわりが出た場合、 生真面目な子どもたちに「家にはあまったペットボトルはありません。どうしましょうか?」と逆に聞いてみます。

悩むでしょうね〜・・解決できる予測想像する力と回避できた経験がない息子たちだからこそ、先生の言った通りにして問題を解決しようと生真面目に考えてしまいますから・・・

悩んで困ってから選択肢を書いて選ばせます。

ペットボトル500mlのゲットの仕方

1家には「あまった」ものがないので先生に電話をして買ったものでも良いか聞く

2図工ではペットボトルが必要であって別に「あまった」ものでなくても良いと判断して、買った「きれいなもの」をゲットする。

3わざわざ買うのもばからしいので、人の家で「あまって捨てたもの」をゲットする

中に入れるビーズも家にありません。

1、買ってきて用意する
2、もらえる所を探して分けてもらう。
3、お友達はどうやってそろえているか聞いてみる。

お母さんが助けてあげられるのはここまでです。
この中から選びましょう。
きっとみんなも「あまった」ものがなくて同じように悩んでこの中から選んでいますよ(^^)。


 自分で選んで決めることが大切なことと、親が出きる限界はここまでという枠をつくるとその中から「選ばなくてはいけない」と生真面目な性格だと思うでしょう。それと同時に「みんなはどうしているだろう?」「一人だけ違ったら嫌だ」
「怒られてしまうかもしれない」と失敗を怖れているから「こだわり」になっているように思うのです。(><)

 「書いて」←(ここが重要)選択肢にして、範囲を決めると「お互いに楽」になりました(^^)時間はかかりますけど、自分なりに妥協点もつけられるようになります。一度うまくいって「安心」した成功体験があると次から同じ様な問題にも素直に応じてくれました。
とにかく、「怖がり」という点で守ってあげてくださいね。

>本人に言わせると、「規定を(500mlとか)を守らない信じられない母親に僕は責められる理由がわからない」だし、
>私から言わせると、「手がかかる子」なんです。時には相手してつぶれてしまいます。へこたれてしまいます。

先生に強力してもらって上の選択肢の中に「先生に聞く」ことで協力をあおいでみたらいかがでしょうか(^^)
そういった「こだわりがある」ことで困っていることを伝えると先生も「理解」を示してくれるかもしれません。

>
>融通が利かない、これを翻訳すると、アスペルガー?って辞書にのってないかなー。
 似たもので小冊子があります。私はそこに書いてあるもので自分の息子に当てはまる部分にマーカーをつけて息子の生きにくさの誤解を解いていきました。そうしたら「過保護」というものも消えていきましたよ(^^)成功例なども先生へ伝えるとより理解がふかまっていきます。

お互いに「楽」になれる方法って以外と沢山あったりするんですよ〜(^^)

>私だって、完璧じゃない。子どもの性格に対処できなくったって、柔軟な思考ができてほしいって、無理な望みを子どもに持つ日があったっていいじゃない。
>
 きっと親は同じ想いにぶつかる時があるのかもしれません。疲れた時は一緒に休んでもいいですよ〜(^^)
どうしたらいいのか分からない時はここへ来て「ヒント」をもらうと不思議に元気がでたり、うれしいことがあったり、辛い時は辛いと出せると「楽」になります。

一生懸命の息子さんいじらしいですね(^^)

>息子へ
>ママっていつもあなたを責めてるのね。でもね、ママも、いつもあなたに責められているのよ。お願い。たまにでいいから、「今日は天気で気持ちいいね」「うん、そうだね」って、会話して一日を過ごしてみたい。そんな夢をまだ捨てきれないママでごめんね。今日はちょっと反省したから、あしたは今日より耳を傾ける母親になれるといいな、って思ってます。

本当にペンライさんは頑張っていますよ〜☆いいお母さんです。

>
>お読みいただいた方には愚痴で失礼。受ける側の愚痴も書いてみました。
>理解するのも片側ばかり要求されると、辛いものです。理解しあう、そんな日は来ないかもしれないけれど、大きなお世話かもしれないけれど、親は愛情を持っています。子どもからすれば歪んだ愛情にうつるのかもしれないけど、愛してる、それは変わらないの。愛し方が完璧じゃなく映っても、許してあげてほしい。伝える側もまた、愛情を伝えることに不器用な、障害をもっているのかも。
>そう考えると、病名なんて私にも当然つきそうですね。適応障害対不適応障害者、みたいな。そういう、癖を持つ同士の人間ってことで、まあるくおさまらないかなぁ、なぁ。。。

支援する親の立場の根底にはいつも「大好き」「愛している」「守りたい」という気持ちがありますよね。無償の愛・・わかりますよ〜。
息子が辛い時に音楽で会話をしたことがありました。
何もいわずに「ジュピター」という歌をドライブの時によく選曲していました。私のお気に入りということで・・
言葉や態度の代わりに伝わるものもあるようですよ(^^)

[#24725] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 明子  - 08/3/2(日) 6:39 -

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   ▼ペンライさん、こんにちは。

yumeさん、横レスですみません。

学校の持ち物のyumeさんの対応策、いいな〜と思って読ませていただきました。

プラスに働くこだわりやこだわっても周囲に迷惑がかからないことなら、そのままにしておいてもいいと思います。

ただ、自分も周りも困ってしまうようなこだわりは、何らかの方法でやめさせる方向に導いてあげたほうがいいのではないか、と思います。
いつもいつもお子さんのこだわりに付き合ってばかりいられないし、お子さんのためにもあまりよいことではないと思います。

先生の指示に忠実に…と思うのはよいことなのですか、少しづつ修正していってあげないと、将来的にお子さんのためにもよくないのではないか?と思います。
世の中、いろいろ理不尽なことがありますもんね。
それに、「お母さんは自分のこだわりにはとことん付き合ってくれる」と思わせてしまうと、ペンライさんは大変になるばかりではありませんか?

どこまで付き合えるか、どこかで線引きをする必要があると思います。

>「家であまっている空の500mlのペットボトルに、あずきかビーズを入れて持ってきてと先生に言われた」

と先生に言われたら、大事なのは、用途・ペットボトルの大きさですよね。
「家で余っている」ことに、重要性はないですよね。
そのこだわりに付き合う家族は大変ですし、そこにこだわらせないよう、お子さんが納得の行くよう話し合ってみたらいいのではないか、と思います。

具体的な対応策についてはyumeさんが書かれていますけれど、お子さんの気持ちを尊重しつつお子さんが納得できるように話し合い、将来的に同じようなことが起こった場合自分で解決できるような考え方を身につけさせていくといいと思います。

今のままだと、社会に出たときに、周囲の人がペンライさんと同じ対応をするのは無理なので、お子さんがストレスを抱え込んでしまうようになってしまうかもしれません。

yumeさんが書かれているように、「親の意見を聞いて行動したら、成功した」という体験も大切です。
長い目でみたら、そのほうがお子さんのためでもあると思います。

こういうタイプの子どもたちは、他のことでも何かと手がかかり心配ごとが多いので、頑張りすぎるとホントに大変です。
家族なんですから、みんなが楽になれるように、と考えたほうがいいと思うんです。
ときには譲ってもらうことも大切…無理やりとか当人の納得いかないまま譲ってもらうのではなく、お子さんが納得できるやりかたを考えていくといいと思います。

そのためには、親も知恵を絞り出さなきゃいけない場面がたくさん出てくると思うんですよね。
もし困ったときには、こういう掲示板に投稿すると、何かヒントになることを教えていただけると思います。
私も、みなさんにアドバイスしていただいたおかげで、何とか乗り切ってきました。

自分ひとりで考えているとどうしても煮詰まってしまうので、相談できるところをいくつか見つけておくといいと思います。

[#24977] Re:区分け?病名?そういう性格だ、程度じゃだめ?
 ペンライ  - 08/3/14(金) 13:54 -

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   ▼yumeですさん:

はじめまして。書き込みありがとうございます。
> 中1アスペルガーと小3広汎性発達障害の息子を育てています。
発達障害にも、色々な方向性があるのですね。勉強不足を痛感しています。

>>今でも忘れられません。アスペルガーという区分けを知ったとき、息子をその区分けで括ってもらったとき、自分がその症状を持つ子どもの母親なんだと烙印を押されて、あろうことか、私は泣きました。悲しくて、ではないです。救われて、ほっとして泣いたんです。「ああ、そうなんだ。私のせいじゃなかったんだ」と。
> 
>沢山の親さんが同じスタートをされていますよ(私も)(^^)>
あ、ありがとうございます。皆さんの書き込みを見て、自責の念からずいぶんと開放されました。感謝です!

>母の会に入ってみてくださいね。まず、ほとんどの方が子どもの「苦手部分」を受け入れる作業をしています。自分と向き合う準備をするのです。
>ペンライさんだけじゃありませんよ(^^)>
まずは、母の私から、息子を知る一歩、ですね。
背中を押していただき、ありがとうございます。
地区にあるのか、或いはもっとおおきなくくりであるのか、色々と探したいと思います。
地区に「対応学級」があるようで、保護者の会もあるのだとか。そこの学級へ進むことも考え、顔を出してみたいと思います。

>こだわりが出た場合、 生真面目な子どもたちに「家にはあまったペットボトルはありません。どうしましょうか?」と逆に聞いてみます。
>
>悩むでしょうね〜・・解決できる予測想像する力と回避できた経験がない息子たちだからこそ、先生の言った通りにして問題を解決しようと生真面目に考えてしまいますから・・・
>
>悩んで困ってから選択肢を書いて選ばせます。
>
>お母さんが助けてあげられるのはここまでです。

> 自分で選んで決めることが大切なことと、親が出きる限界はここまでという枠をつくるとその中から「選ばなくてはいけない」と生真面目な性格だと思うでしょう。それと同時に「みんなはどうしているだろう?」「一人だけ違ったら嫌だ」
>「怒られてしまうかもしれない」と失敗を怖れているから「こだわり」になっているように思うのです。(><)
大変、素敵なアドバイスをありがとうございます。肩の力を抜いた対処法を目の当たりにして、自分が楽にならないことには、息子もなれないのかな、と思いました。そして、必要以上に手を出しすぎている自分も感じ取れました。

>とにかく、「怖がり」という点で守ってあげてくださいね。
はい。「怖がり」という視点をいただけて、大変助かりました。
読んでいて、「大丈夫だよ」と息子を抱っこしたくなりました。

>支援する親の立場の根底にはいつも「大好き」「愛している」「守りたい」という気持ちがありますよね。無償の愛・・わかりますよ〜。
>息子が辛い時に音楽で会話をしたことがありました。
>何もいわずに「ジュピター」という歌をドライブの時によく選曲していました。私のお気に入りということで・・
>言葉や態度の代わりに伝わるものもあるようですよ(^^)
うーん、素敵ですね。
私も、真っ向勝負から抜け出すきっかけなど、探してみたいなと思います。
楽に子育てされている様子をうかがえまして、ほのぼのと読みました。
癒されました(*^_^*) ありがとうございます。

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