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▼あまがさきさん:
管理人の秋桜です。言語聴覚士として病院や行政機関で発達障害の子どもたちの支援をしてきました。子どもの頃は自閉症やアスペルガーの特性が強かったのですが、療育などの支援を受けて育ち、今は日常生活や仕事は問題なく暮らせています。
>アスペルガー症候群を外科的な方法で定量的に観測することにより、MRIや脳波検査により診断することは可能でしょうか。
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>ご意見をお聞かせください。
現在の診断ではMRIなどの画像診断や脳波検査というのは補助的な手段であり、それだけでは診断材料にはならない、というのが主流です。画像診断については研究も出ていますが、使用している機材は一般に流通されているものとは精度が全然違うものだと思ってください。
私が勤務していた施設では画像診断や脳波に所見が出るケースもあったけど、異常がないというケースも多かったです。これはカナータイプの自閉症でも同様でした。脳波検査をするのは発達障害のケースにはてんかんを代表とする脳波異常が出ることが定型発達よりも多いとされているからです。
てんかんの場合は発作が出る場所や発作の種類によっては脳にダメージを与えることもあるため、その予防も兼ねて治療します。脳波検査をするのは診断というよりは脳波異常がないかを調べ、あった場合はそういった治療することが目的だと思ってください。
ところであまがさきさんは自閉症協会や自閉症協会東京都支部の掲示板に同じ内容で投稿されていますね。
この行為は「マルチポスト」といってネットの世界ではマナー違反とされることが多いので今後気をつけていただけると幸いです。
マルチポストについてはこちらにも記載されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88
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