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やちほさん、はじめまして。
うまく伝わるかどうか、自信がないのですが、書いてみますね。
私も、姉とは辛い関係を経験しています。
(やちほさんとは逆の立場です)
物心ついた頃から、ずっと、姉には嫌われていると感じていたし、
私は、生まれてきたことそのものへの罪悪感、姉への恐怖感…そういったものを感じ続けてきました。
成人してしばらく、強い対人恐怖もありましたし(これは、姉との関係だけではなく、両親との関係にも原因があります)、自分が汚らわしい存在だという感覚も(姉に「汚い」と言われ続けたので)、ついてまわりました。
今、私は、とても幸せです。
姉との関係は、あまり改善していませんが、姉と会うときの心臓が縮むような感覚、胸をぎゅっと掴まれて息ができなくなるような感覚も、今はもう、ありません。
今の私が、姉に望むのは、どうか幸せに…と、ただ、それだけです。
すごく抽象的な言い方になってしまいますが、
人というのは、自分に対してしか、責任はとれないと思うのです。
私が、心の回復を実感しはじめたのは、姉に対して何かを求める気持ちを、きっぱりと手放した、その時からだったと感じています。
私の幸せには、私が責任をもつ。
自分以外の人に、自分の力を明け渡すことは、しない。
私は、姉のしたことで、傷つき続けることをやめる、という選択をしました。
そして、二人の関係を癒す…ということに目を向けたとき。
私にできるのは、自分を許すことと、姉を許すことだけだと、気付きました。
姉が姉自身を許すことは、彼女自身に頑張ってもらわないといけない。
加害者である自分を許す、というのは、とても難しいことだと思います。
私自身、傷つけられた記憶はどんどん薄れていくのに、誰かを傷つけた記憶は、年とともに強くなって、息のできないような苦しささえ感じることがあります。
だけど、それでも。
どうか、自分を許して…と、そこを頑張ってほしいと、私は思います。
許す、というのは、過去の行為を容認することでも、なかったことにすることでもなく、ただ、そこにしがみついて罪悪感で自分を苦しめ続けるのをやめる、という意味です。
そうすることで、妹さんの気持ちも、しっかりと受け止めてあげることができると思うのです。
(罪悪感が強いと、どうしても自己防御に走るし、今も、やちほさん、妹さんを見るのが辛いでしょう?)
姉が苦しんでも、私は幸せにはなれません。
どうか、そこから手を放して、二人で自由になろう…と、私は心から願っています。
これを読んで、よけいに混乱してしまったら、ごめんなさいね。
それは違う、と思われたら、読み流してくださいm(__)m
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