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▼さるたこさん:
>私が活路を見い出したのは、大学に入学して和声学を学んでからでした。
>もともと数学の様に答えが決まっている様なものを機械的に覚えるのは得意で、楽典は大好きでしたが、和声の勉強もそんな感じでした。
>和音進行の意味がわかってくると、今までただの音符の動きでしかなかったメロディーが意味のある動きだという事が理解できるようになり、あんなに苦手だった聴音が少しずつできるようになり、音の動きに基づいた表現も考えられるようになりました。
さるたこさんのご経験を拝見するだけでも興味深いです。
>そして作曲の授業では、1つのメロディーの動きを変形・拡大・縮小しながら、料理する事を覚えたので、音の動きに対する分析力も深くなっていきました。
面白そうですね。
>こんな感じで楽譜を見る目がかなり変わりました。
>自分の生徒でも音符の1つ1つは分かっても、本当に1つ1つ読んで時間がかかるタイプの生徒には、そういった知的なアプローチから「まとまりを感じて読む」方法を教えるようにしています。定型の生徒にとっては、私の様に「頭で分析して読む事」を喜ぶ人は少ないのですが、それでもほとんどは譜読み力がアップします。
さるたこさんにソルフェージュのレッスンをつけてもらいたい、と思わず考えました。
「頭で分析して読む」と、楽譜は非常に面白そうです。
>単音楽器の先生だからそう言うのでしょうけど、鍵盤楽器ばかりやっている私からすると、「1つ1つ瞬時に読めたって間に合わない。まとめて動きで読めなければ」と思ってしまいます。上記した様な理由もあります。
小さい頃にピアノを経験していますので、それは私でも推察出来ます。
>他に、「1つ1つ読むのは絶対音読み」「前後の音の動きで読むのが模様読み」というのはご存知ですか?習い始めは絶対音読みができるように、音符が増えてくる頃には模様読みも合わせて出来るようになると良いと思います。視覚優位の場合でしたら、模様読みも楽しいと思います。
模様読み、少し調べてみましたが、面白そうです。
最初このツリーを立てた時には頭の中がすっかり混乱していて、右も左もわからないような有様になっていましたが、だんだん自分なりに整理できてきました。
楽譜への具体的なアプローチをいくつか具体的にアドバイス頂きましたし、自分でも自分に必要なアプローチがわかってきた面もあります。
色々とありがとうございました。
下手でも、上達がうんと遅くても、笛は楽しいです。
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