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▼津村幸司さん:
菜の花さんも言っておられましたが、家庭内暴力に
思春期のホルモンの変化は大きく関わっているように思います。
親が子供を捨てないこと、それは大事だと思います。
けれど、少し距離を置くことは必要だと思うことがあります。
親という立場だから問題がややこしくなることもあるように思います。
わたしについて言えば発達障害のあるお子さんとつきあうのは
むしろ好きですが、いざ自分の子供となると非常にこじれる時があります。
わたしの子供も家族以外の他人の言葉だと反発せずに聞くことができるので、
家庭から一時離れさせるというのも有効だと思います。
離れたからと言って関係を絶つのではなく、
むしろ援助はこまめに行わなくてはいけないことだと思いますが……。
ところで先日発達障害の子供についての講演会を
聞きに行きました。
その先生がおもしろいことを言っていました。
アスペルガー、ADHDは父親からの遺伝だと親よりもっと症状が重くなるのだそうです。
わたしも父親の遺伝でアスペ傾向を持つようになりましたが
確かに本来は父より症状が重かったと思います。
わたし(母親)の遺伝でAS、ADHD傾向を持つに至った子供たちは
わたしよりは傾向がましなようです。
子供を見つつ親のわたしは自分の子供時代をなぞらされます。
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