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ジョナサンさん、こんにちは。
現在受診中の30代女性です。もうすぐ診断結果が出る予定です。
私の場合は、やはりジョナサンさんと同じようにずっと周囲との違和感を感じてきて、ASというものを知って自分から診断を求めて精神科を訪れました。
ASのことを知ってから半年近く経ちますが、その間にこの掲示板でいろいろな人の意見を聞いたり、当事者のサイトや手記を読んで自分自身のことを考えたりして、ずいぶんと変わってきました。たぶんジョナサンさんがおっしゃっている「開き直る」というのは、「ありのままの自分自身を受け入れる」ということなのだと思います。その意味で言えば、ずいぶんと開き直れるようになりました(^_^;)。
ASであれ非ASであれ、「自分らしく社会の中でより善く生きていく」ということが大切なのではないかと思うのです。個性が強いと、自分らしく生きていこうとするとどうしても周囲とぶつかってしまいかねない。かといって、全部が全部世の中でまかり通っていることが正しいというわけでもありません。その辺を考えながら、社会の中で生きるということと自分自身らしくあるということを、どの辺で折り合いをつけていくのかが問題になってくるのだと思います。
私の場合は、ASのことを知ったことで、自分の傾向や限界がわかるようになりました。なぜ人と一緒にいると疲れやすいのかとか、どうして他人との間にズレがあるのかとか、今まで生きていて謎だったことが一気に解けたような気がしました。それまでは、自分自身の努力不足なのだとばかり思っていたので、自分らしく生きようと思いながらも心のどこかで自分自身を責めていたのです。最近はそういうことは少なくなりました。もちろん周囲と上手くやっていくことも大切なのですが、自分ならではのもの(どんな些細なことであっても)を活かせるような生き方ができたらなあと思っています。
AS診断のことについてですが、発達障害に多少詳しい精神科医であっても、やはり成人のAS診断は難しいようです。私は、最初に某相談機関の紹介であるクリニックに行きましたが、はっきりした診断を下されなかったので、その後発達障害に詳しいクリニックを見つけて通院中です。病院によって診断基準もまちまちなようで、同じ人でも病院によってASと診断されたりされなかったりするようなこともあるそうです。ちなみに、現在通院している病院では、生育歴・家族歴などの問診のほかに知能検査(発達障害だと能力に偏りが出ることがある)と脳波検査が必須となっています。その他にMRI検査と脳の血流検査がオプションであります。私はまだMRIの結果しか聞いていませんが、前頭葉と側頭葉が通常より小さいという結果が出てしまったので、発達障害である可能性はかなり大きいみたいです。
>大人の発達障害の研究が進んで、この障害の認知度が広まり理解がすすめば、私たちにとっても、もっと過ごしやすい社会になるのかも知れませんね。
本当に。問題は、個性の強い人間が生きにくい社会にもあるのですよね。
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