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余談ですが:
人間の耳は、(個人差はありますが)20Hzないし20000Hzの音を聞き取ることが可能です。
しかし、4000Hzを超えると(これも個人差はありますが)音階の識別はほとんどできません。
ピアノの一番上の鍵盤の音は、4186Hzです。(一番下は27.5Hz)
聴力検査の機器が発する音は、低いほうが1000Hz、高いほうが4000Hzです。これらはハ長調で言うと「シ」と「ド」の中間よりも、若干「シ」のほうに近いです。
かのマライア・キャリーは1人で7オクターブ以上の声を出せるそうですが、7オクターブだと、一番低い音の周波数に比べると一番高い音の周波数は128倍になります。(2^7=128)真ん中の「ド」が262Hzなので、それより1オクターブ下の「ド」が131Hz、仮にここを起点にして7オクターブだとすると、
131×128=16768(Hz)
我々には音階を識別できず、ただ音が聞こえているだけ、という周波数です。
まあ、何れにしましても、私の場合、ある程度音の高さは周波数の数字で把握しています。
余談ですが:
私は話し声が特別低音というわけではありませんが、カラオケでは男性ミュージシャンの曲の場合、かなり音程を下げないと対応できない場合が多く(音程を変えないで対応できるのは石原裕次郎と寺尾聰だけ)、むしろオリジナルキーで1オクターブ下げて歌い、ボイスチェンジャーの「ギャル」で元の高さに戻すことも多いです。
そもそも「ギャル」で1オクターブ上げても竹内まりやや中島みゆき、カーペンターズ、というレベルなので、ボイスチェンジャーの存在はありがたいです。
その一方で、ミニー・リパートンの「Loving You」はボイスチェンジャーの「ギャル」で再現可能です。
▼Naveさん:
>私も以前吹奏楽をやっていたのですが、移調楽器を吹くことで、相対音感が鍛えられたかもしれません。
私は楽器の演奏はできませんが、山下達郎の「クリスマス・イブ」はキーコントロールをどのようにいじくられても対応できます。
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