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>「プリントが悪い」「宿題が悪い」となんでも 他のもののせいにします。
これは、言葉どおり取らないほうがよいと思います。
定型児だったら、注意されて素直になれないときって、
「う〜ん」←生返事
「わかった」←返事だけ
「・・・」←不満そうだけど何も言わない
という反応を返せますよね。
でも、ASだとそれができず、拒否的だったり
他責的な反応になってしまうことがあるのです。
(人によりますが)
「宿題が悪い」を意訳すれば、
「宿題のせいで、お母さんに怒られた。(←怒ったのではなくてただ注意しただけ)
バカヤロー。つらい。こんな状況がまんできない!
やだやだやだー 聞きたくない!わー!(全てを振り払いたいような拒否感)」
ちょっと極端ですが、こんな感じかも…。
つまり「つらい」とか「いやだ」「うんざり」
「あーまた忘れたのかいやになった〜」の
あんまり上手でない表現だと思うんですよ。
定型児のように、ストレスにうまく対処できないし、
上手に表現するのは難しいですから。
その子にとって、ネガティブな場面になればなるほど、
「自分の気持ちを、相手の受け入れやすいように表現すること」は
難しいのです。
言葉が得意なタイプの大人のASですらそうなので…(´-`;)
>「自分ができないことを、他の人や物のせいにしない」
ここでは、「できること」と「人のせい」がくっついていますよね。
これは、「人のせいにする」が「できないこと」から生じている
二次的なことだと思うのです。
つまり、できることが増える…というか、自信がつく、
余裕ができる、自己評価が上がると
「人のせい」は減るんじゃないかと思うのです。
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