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ADHD(不注意優勢型)の当事者です。未診断ですがAS傾向もあります。
「感情安定型」「感情不安型」は私の造語です。
▼エムエムコさん:
>どのようにして自立する努力をすればいいのかわからないです....
発達障害者は、「感情安定型」と「感情不安型」の二つに大別されると思います。
自立されている、あるいは同じ職場で10年以上も勤続されている発達障害の当事者は、人間関係面のささいなことで不安にならない「感情安定型」の人がほとんどのように思われます。
一方、発達障害と診断される前に、感情が不安定なために「境界性人格障害」と誤診された人や、回避性人格障害に当てはまる人などは「感情不安型」だと思います。
私はADDと診断される前に「境界性人格障害に近い神経症」と診断されました。
エムエムコさんの記事を拝読しますと、私と同じく「感情不安型」でないかと感じました。
感情不安型は人間関係面でのささいなことに傷つきやすく、対人関係面でのトラウマが根深く、自立するために定職に就くことすらためらってしまいます。
そのため「感情不安型」の発達障害者は、自活のためにどう努力していいかわからなく混乱してしまうこともあります。そして、「感情安定型」の当事者と、「感情不安型」の当事者が会話した時に齟齬が生じてしまうこともあります(経験済み)
発達障害児支援への今後の課題としては、二次障害などによる「感情不安型」を増やすのを防ぐことが急がれると思います。
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