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▼春楡さん:
はじめまして。秋桜です。
>私もつい最近、(聴力検査を受けたことで)「なぜテレビの音が聞こえるのか?」が気になり、ネットで調べてみたばかりです。
ちなみに聴力検査は成人の健康診断の場合、1000Hzと4000Hzで30dBの大きさで確認します。これは人間の話し声が大多数この周波数の音域でカバーできるからです。電話もこの音域が中心で、それ以外の周波数帯はほとんどカットしています(電話の声が実際の声と違って聞こえるのはこのためです)。
>結果・・・掲示板の噂程度(「大手小町」という有名な掲示板で見つけたカキコです)の話なのですが、人間にはテレビのキーンとかいう音が聞こえても何の不思議もないそうです。
>Chiquititaさんのお話とかぶりますが、人間の耳というのは、(特に子どものころは)20KHz程度の音までふつうに拾えるのだそうです。
>テレビの音は15KHz程度なので、幼児期の聴力を保ったままの人や、もともと聴力が並外れていい人には、聞こえても「当たり前」ということになるようです。
テレビの高音は確かブラウン管の共鳴音だと思います。うちは液晶テレビなので聞こえてきません。この話は以前物理学の授業で聞いたことがあります。周波数も春楡さんがおっしゃっている通り、15kHzという話でした。
>しかし、テレビの音が聞こえるというのは、意外と少ないのかな?とも思います。
>大学時代、教授が大教室に集まった大勢の学生(200人はいたと思います)に、「この中でテレビのキーンという音が聞こえる人」と挙手させたとき、私を含め10人ほどしか手があがりませんでした。
>「恥ずかしくて手をあげなかった」という人もいるかもしれませんが、例え実際に「聞こえる」人が倍の人数いたとしても、わりと珍しい聴力ということになるかもしれません。
この音はたぶん大学生くらいの年代なら聞こえていると思います。多分何の音かよく分からなくて手を上げられなかった人もいたかと思われます。
医療系の専門学校時代物理の先生が質問したら、大多数の人が「聞こえる」と言っていました(ちなみにそのときの授業は30人くらい)。むしろ「聞こえない」と言った同級生は後日聴力検査をしたら「高音域の聴力低下が認められる」という結果になり、ショックを受けていました。
>ついでに、聴力は自閉とは直接関係ないような気がします・・・
>自閉の「聴覚過敏」とかぶる部分はあるかもしれないですが、例えば犬笛の音が聞こえる人はみんな自閉である、ということはないですものね。
私もそう思います。私の周りにも自閉症じゃない人でも聴覚過敏な人が何人かいます。
>他人には聞こえない・感じない音を感じるというのはつらいこともあると思いますが、「他人より自分は聴力が若いのだ!」とひそかに誇りにしてしまう、というのはどうでしょうか?(私はそう思うことにしています)
>周りに自慢してもわかってもらいにくいとは思いますが・・・(^-^)
そうそう。そう思った方が気楽ですよね。ちなみに聴力の老化は高音が聞こえなくなることから始まります。私の母も老人性難聴ですが、やはり高音の聴力が低下したな、と思ったらだんだん音が歪んで聞こえる→ことばの聞き間違いが多くなるようになり、結局補聴器を使用するようになりました(本人は「つけると音がうるさい」と言って使うのを嫌いますが)。
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