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[#25833] 「人からどう見られるかわからない」について クロム 08/5/11(日) 10:21 [未読]

[#26022] Re:「人からどう見られるかわからない」に... みいぽん 08/5/20(火) 12:05 [未読]
[#26029] ちょっと 付け足しです みいぽん 08/5/20(火) 16:00 [未読]
[#26032] Re:ちょっと 付け足しです きものひめ 08/5/20(火) 17:59 [未読]
[#26039] Re:ちょっと 付け足しです みいぽん 08/5/20(火) 18:58 [未読]
[#26053] Re:ちょっと 付け足しです 沢村 08/5/21(水) 6:57 [未読]
[#26059] Re:ちょっと 付け足しです きものひめ 08/5/21(水) 18:51 [未読]
[#26062] 批判する権利 沢村 08/5/21(水) 21:49 [未読]
[#26095] 早まった・・・かも? 沢村 08/5/24(土) 2:04 [未読]
[#26055] 喪服のはなし SILVER 08/5/21(水) 8:04 [未読]

[#26022] Re:「人からどう見られるかわからない」について
 みいぽん  - 08/5/20(火) 12:05 -

引用なし
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   ▼きものひめさん:
きものひめさん、こんにちは。
お着物、着こなされてるなんてとても素敵ですね。
私は 一時子供の浴衣にはまりまして、反物を買って浴衣を手作りしたり 帯作りに凝ってしまったりしたこともあるくせに 自分自身の着付けはまるで出来ないので、上手に着物を着こなし 自分だけで着物の着付けが出来る人をすごいなぁと憧れます。

>両親になぜ着物が変なのか確認したところ、「若い者が着物を着ていると目立つし、今の時代に着物を普段着として着るのは、変わっている」私はこの決め付けのような固定観念に、不思議に思いとても不愉快でした。
 
なるほど。ご両親はたぶん 深く考えてこういうふうに言っているのでは無いんだと私は思いますよ。
もともと日本では着物が普段着だったんですが、今ではご存知の通り洋服が主流=当たり前 になってしまいましたね。
洋服は洗濯がしやすく 上下が別でこじんまりと扱いやすい、立体的で体に沿った作りが多く動きやすい という理由からだと思いますが・・・・・・。
このため着物を着る機会が減り、私のように着物を着ること自体ができなくなった人が圧倒的に多くなった。

でもそうなったため、着物に対する一般の人の意識が変わっちゃったというのがあるんだと思います。
「晴れの日」「ケの日」という言葉があります。
晴れの日は非日常 ケの日は日常を指します。
本来着物はケの日の服でもあったはずなんですが、今はどうも着物=「晴れ」の日に着るもの というイメージが強い。(あくまでも、イメージです。正しい・間違ってるという意味とは違います)
実は私も 着物=晴れの日の服 というイメージをちょっと持っています。
そのため、ご両親は 晴れの場所に行くわけでも無い、逆に「病院=具合が悪かったり心身の調子が悪く控えめさが必要な場所」に行くのに 着物という選択は変ではないか との印象を単にもたれたのではないか、と。

>そしてもうひとつの理由は「通院に着物はドクターに迷惑」だそうです。

ご両親がこういったのは、先の理由があるからだと思います。
きものひめさんにとってはただの普段着でも、ドクターや病院のかたがたにとって見れば かなりのおしゃれ着に見える“可能性”がある。
きものひめさんが気付かないうちに、病院関係者に「おしゃれに凝るような精神的余裕がある」とか「目立ちたいのか」などのあらぬ誤解などを万が一受けたりしないように という心配もご両親の言葉のうちにあるかもしれません。(表現上は表に出さなくとも)


きっとデパートなどの外出や買い物なら おしゃれの範囲内だと思うのかもしれませんが、病院となると・・・という感じだったのかな と私には感じました。

正しい・間違ってるというわけではけっしてないけれど、その人の年齢に合わせたTPOの服と言うのは暗黙でやっぱり存在するかもしれませんね・・・・難しいところです。


>こんにちは。きものひめと申します。ご意見ありがとうございます。
>そうゆう考えもあるのかと参考になりました。
>
>両親になぜ着物が変なのか確認したところ、「若い者が着物を着ていると目立つし、今の時代に着物を普段着として着るのは、変わっている」私はこの決め付けのような固定観念に、不思議に思いとても不愉快でした。
>そしてもうひとつの理由は「通院に着物はドクターに迷惑」だそうです。
>精神科の診察は会話のみで体には、一切触れる事はありませんし、精神科以外の受診は洋服で行ってます。私に想像力が、欠けているのか、両親の固定観念が強いのか、よくわかりません。
>こんな感じで幼い頃から、両親と人間関係がうまくいかず、否定され続けてきました。両親の意見に従えば自分がストレスが溜まり、従わなければ私の人格を否定されます。

[#26029] ちょっと 付け足しです
 みいぽん  - 08/5/20(火) 16:00 -

引用なし
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   上手く表現しづらいのですが、我が家の主人などもよく「どうしてこの服がダメなんだ?その人の好みだろ?」ということがあります。
たしかに、なるべくは主人の意向を尊重したい。大事にしたいという思いがあります。
ただ、彼にもこう話します。
「自分の好み・個性を発揮していい場 と 集団に合わせたほうがいい(暗黙のルールがあり、合わせたほう自分の立場が不利にならない)場 というのが存在する。」
どうもその「場」の見極めが彼には難しいらしいのです。

極端な例えですが、お葬式に行く服は 黒。喪服ですよね。
でも、黒であればなんだっていい というわけじゃない。
成人した男性であれば、黒のスーツもしくはダーク系の色のスーツに、黒のネクタイです。
成人女性なら、やはりダークな色もしくは黒のスーツやフォーマルを着ます。
ところが、黒ならなんでも大丈夫と誤解して 真っ黒でもパンク・ファッションなど着ていこうものなら、ものすごく場にそぐわない格好になってしまいますよね。

これはとっても極端な例ですが(でも、私の知人がやってしまいました)、ささいなことで日常でもあるようにも思います。
こういった場合、ほとんどが個性というよりも、当事者さん本人にとって後々不利になるような見方(誤解)をされる可能性が高いですから、不要なトラブルを避けるために とりあえず周囲に合わせておいたほうが得のように私個人は思います。

ただし、いつも周囲に合わせる必要なんて ありません!!
要は、自分にとって不利になりそうな「場」だけを 注意すればいいんですね。
そこは、ある程度暗黙のルールが見極められる人の助けが必要だと思うので、きものひめさんが「この人のアドバイスなら」というなど人に聞いて確認して ご両親の言ったようにしたほうがいいか、そうでなくともいいのかを確認されるといいと思いますよ。

[#26032] Re:ちょっと 付け足しです
 きものひめ  - 08/5/20(火) 17:59 -

引用なし
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   ▼みいぽんさん:
>上手く表現しづらいのですが、我が家の主人などもよく「どうしてこの服がダメなんだ?その人の好みだろ?」ということがあります。
>たしかに、なるべくは主人の意向を尊重したい。大事にしたいという思いがあります。
>ただ、彼にもこう話します。
>「自分の好み・個性を発揮していい場 と 集団に合わせたほうがいい(暗黙のルールがあり、合わせたほう自分の立場が不利にならない)場 というのが存在する。」
>どうもその「場」の見極めが彼には難しいらしいのです。
>
>極端な例えですが、お葬式に行く服は 黒。喪服ですよね。
>でも、黒であればなんだっていい というわけじゃない。
>成人した男性であれば、黒のスーツもしくはダーク系の色のスーツに、黒のネクタイです。
>成人女性なら、やはりダークな色もしくは黒のスーツやフォーマルを着ます。
>ところが、黒ならなんでも大丈夫と誤解して 真っ黒でもパンク・ファッションなど着ていこうものなら、ものすごく場にそぐわない格好になってしまいますよね。
>
>これはとっても極端な例ですが(でも、私の知人がやってしまいました)、ささいなことで日常でもあるようにも思います。
>こういった場合、ほとんどが個性というよりも、当事者さん本人にとって後々不利になるような見方(誤解)をされる可能性が高いですから、不要なトラブルを避けるために とりあえず周囲に合わせておいたほうが得のように私個人は思います。
>
>ただし、いつも周囲に合わせる必要なんて ありません!!
>要は、自分にとって不利になりそうな「場」だけを 注意すればいいんですね。
>そこは、ある程度暗黙のルールが見極められる人の助けが必要だと思うので、きものひめさんが「この人のアドバイスなら」というなど人に聞いて確認して ご両親の言ったようにしたほうがいいか、そうでなくともいいのかを確認されるといいと思いますよ。

とても丁寧なご説明ありがとうございます。
私はやはり、暗黙のルールがとてもわかり辛いし、相手や周りの空気というか、表情が何を意味しているのか解らなかったり、とても勘違いしたりします。
だから、広汎性発達障害の診断がついたのだと思います。
過去にも、ものすごく勘違いして笑えるエピソードとかあったりして楽しい反面、他人を怒らせたり、不思議だと感じることが多かったり、白か黒か答えを出さないと気がすまず、とことん追求してしまったり。
なんだか周りと合わず大変です。
私は犯罪さえおかさなければOKと思うのですが。
日本の国民性?なのですかね、周りに合わせるのが良く、個性?が目立つのは悪いみたいなのは。
自分はどこまで周りにあわせれば良いのか、とてもわかり辛いです。
なんでも○か×か答えを出さないと、すっきりしないというかストレスが溜まります。

お葬式の場面の服装はよく理解してますので、批判とかはされた事はありません。
なんだか少数派不利みたいな感じがします。
そして、世間体とか意味がわからないと感じます。

[#26039] Re:ちょっと 付け足しです
 みいぽん  - 08/5/20(火) 18:58 -

引用なし
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   ▼きものひめさん:
こんにちは、お返事ありがとうございます。

>なんだか周りと合わず大変です。
>私は犯罪さえおかさなければOKと思うのですが。
>日本の国民性?なのですかね、周りに合わせるのが良く、個性?が目立つのは悪いみたいなのは。

そうですよね。
法律とかそういうのとは違って 地域性によって違いあり、男女によって違いありなど厳密さがないぶん 本当に周囲に合わせるというのは難しいですよね・・・
たしかに「犯罪さえ犯さなければ」という考え方も ありだと思います。

ただその場合、周囲に奇異の目で見られたり 一時的にでも誤解されるかもしれない という言うことをあらかじめわかった上で、でも「これが 自分の個性だから、少々誤解されたとしても いずれは私という人間をわかってもらえるさ」といういい意味での開き直り&強さはいるのかも。
これはもう、その人その人で違うのでしょうね、「人目がやはり気になる」「誤解は避けたい」との思いのほうが強い人もいるだろうし、それとも「誤解されて多少不利になることがもしあってもそこは割り切れる」という思いのほうが強い人かによって 分かれるかもしれませんね。

>自分はどこまで周りにあわせれば良いのか、とてもわかり辛いです。
>なんでも○か×か答えを出さないと、すっきりしないというかストレスが溜まります。

いつでも合わせる必要は 無いと思います。というか、それではストレス溜まってしまって合わせられません。
「合わせたほうがいいとき」だけを少しづつ覚えてしまえばいいのです。


>お葬式の場面の服装はよく理解してますので、批判とかはされた事はありません。
>なんだか少数派不利みたいな感じがします。

服装に限って言えば、パターンは限られてくると思います。
ビジネス・シーン、冠婚葬祭、行く場所など いくつかのパターンで 意識して人を観察すればかなり見分けがつくようになると思います。
少数派は損というわけではなく、少数派の個性をおおいに主張していい場とそうでない場の区別がはっきりすれば どうどうと自分を出せると思うのですね。
そういう場の見極めが苦手なわけですから、そこは遠慮なく誰かに聞いて パターンを覚えてしまえばいいのかな と思いました。
特殊なものをのぞけば そうものすごくたくさんあるというわけじゃないと思います。
ある程度のパターンさえわかってしまえば、後は自分の個性を自信をもって出していけばいいだけですし、人と違う個性(もちろん、お着物の着こなしも)だからこそそれを魅力にできる と思います。

[#26053] Re:ちょっと 付け足しです
 沢村  - 08/5/21(水) 6:57 -

引用なし
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   ▼きものひめさん:
>私は犯罪さえおかさなければOKと思うのですが。
>日本の国民性?なのですかね、周りに合わせるのが良く、個性?が目立つのは悪いみたいなのは。

そういえば10年ちょっと前まで、髪をブロンドに染めてる人は
不良・水商売・芸能人など特殊な人か悪人と見られていたと思う。

極端なミニスカートをはいている日本人は海外の人(特にアメリカ人?)から
コールガールだと勘違いされることがあるらしい。

地域によっては婚前交渉をすると家族から殺されてしまう場合がある。(名誉の殺人)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA

テレビでよく上半身はだかの女性の部族がそのまま放映される。
バラエティ番組で日本人女性の場合は目隠し(モザイク)される。

そうした部族の女性が日本で上半身はだかの「正装した」姿で外を歩けば
犯罪だが、その部族の住む場所では犯罪ではない。
その部族の人が日本に来たなら、やっぱり服着るしかない。

その女性が、たとえば日本の職場で「正装」したとしたらどうか?
外から見えない場所であれば厳密に言えば犯罪ではないかもしれない。
でも通常は受け入れてもらえないと思う。

同じ正装でも、ターバン、サリーなどなら日本でも着用を許される。
でも物珍しくみられるのは間違いない。
アロハならもはや普通の範囲かもしれない。

海外の場合、先進国でもビーチでトップレスなのは犯罪ではないことがある。

シャラポワや海外の選手がよくノーブラなのは、
海外でノーブラ文化があるかららしい?

日本でも着物文化では、ノーブラ、ノーパンが当然だった。
ブラもパンツも存在そのものがなかった。

何がいいたいかというと、こだわりが犯罪として扱われるのか、
強い個性として扱われるのか、タブーとされるのか、普通のこととされるのか、
それぞれの文化圏によって様々だし、時代によっても変わるということ。

たとえば、スカーフの着用禁止法案がフランスやスペインで出されたのはつい4年前。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%80%80%E7%A6%81%E6%AD%A2&lr=

日本は島国だからか、移民の受け入れがすごく少ない
(あるいは移民が目立たない)ために、ちょっとでも「普通」を外れると
袋叩きに合うような感覚に襲われるから怖いという感じはしている。

それでも、何を着ようと法律で許容されている国であるだけまだましだとも思う。
(上半身は裸がいいという女性がいたとしたら犯罪者になってしまうけど。)

最近の日本は一昔前に比べたら「普通」の範囲が広がっているようにも思う。

当事者からすれば、だんだん過ごしやすい国になっていくんじゃないかな。
そう考えると、地方よりも都市部に住むほうが住みやすいと言えるかもしれない。


葬儀に黒以外の服を着ていくのは容認されないだろうけども、
そこに主張がある場合は必ずしも風習や慣行に習う必要はないと思う。

光モノは葬儀で敬遠されるけれど、金髪で葬儀に来る人、たくさんいるよね?
黒く染めて来ることだってできるのにね?

髪の色と服装の話はまた違うんだという反論(反論というか、共通認識、多数派の
感覚からくる意見)が来るのは目に見えているけれど、あえてこれ書いてみました。

それで面倒なトラブルになることはある程度避けられないだろうけども、
犯罪ではないわけだから、自己責任の範囲だと思う。

自分の権限でやってることだから、結果の責任を自分でとればそれで十分だと思う。

こうした考えはちょっと過激ですか?


だから、病院に着物を着ていってもいいし、洋服を着ていってもいいと思います。

ただ、着物を着ていくなら、批判を浴びる可能性を覚悟しておくべきだと思うし、
その覚悟がないのであれば、洋服を着ていくべきだと思う。

どちらを選ぶにしても、自分の対処したい方を選べばよいでしょうけども、
「着物を着ていくけど、個人の自由なんだからほっといてもらって当然。」と考える
のであれば、少し虫が良すぎる(自己都合すぎる)と思います。

相手がどう思うかは、自分が何を着たいかと同じだけ自由なはずです。

それに服装は自分の個性としても選んでいいわけだけど、
それと同じくらい、周りの人のためや集団のために選んでもいいわけで。

ユニフォーム(制服)などはまさに集団のためのものですよね。

野球の新庄選手が、ユニフォームではないリストバンドをつけて試合に出る
という「個性」が内外から批判を受けて不利益を被ったことも事実ですが、
彼は引退までつけていました。
(一時期はずしていたことがあるかどうかはわかりません)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010380505

私はどう思うかですか?

着物を病院に着ていくのは珍しくて(少数派で)おもしろいです。
変だとは思いませんし、迷惑だろうとも思いません。

面白そうだから、今度病院いくときは浴衣でも
着ていってやろうかとちょっと思ってます。


>そして、世間体とか意味がわからないと感じます。

世間体というのはそもそもとらえどころのないものだと思いますが、
特定の「世間」という集団で、多くの人がどう思うか?
ということではないでしょうか。

[#26055] 喪服のはなし
 SILVER ホームページ  - 08/5/21(水) 8:04 -

引用なし
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   ▼きものひめさん:

お話しを読んでいて、喪服の話しがでたので、
ちょっと横入りです。

私、個人的には「個性」が目立つことは良いと思っていますが、

お葬式の場合は、故人の死を悼む理由で「正装」が求められるからでしょうね。
黒は、第1級正装ですから。
それでいて、故人をやすらかに見送るために同じ「黒」でも華美にならない服装が求められるんでしょう。

それでも、宗教色によっては違いがあって、
うちの父は、祖母(父にとっては母)の葬儀の席で、
「羽織・袴」を着用してました。

うちの実家が信仰している宗教は、「死」は「生まれ変わりでめでたいこと」としているから
ゆるされることなんです。

本来、喪中ならば禁忌とされる「年賀状」も、
父にいわせると、OKでした。

ただ!
世間一般では、「喪中におめでとう は、禁忌」ですので、
世間にあわせて、一応その年の年賀状は「喪中」にしたのでした。

世間は、宗教色の違いなんて、浸透してませんから、
葬儀に、羽織・袴だったり、喪中に年賀状なんて、
びっくりしちゃいますからね。

羽織・袴も、我が家の葬式だったからOKで、
よその葬式に出掛ける場合にはそんなことはしません。

家の中でなら、OK。外ならNGのように、

自分の家の行事ならOK。でもその習慣を来客に強要もしなければ、
自分達がよそで参加する場合は、その家のしきたりにあわせる。

これが、「うちの葬儀だから、来客もそのようにしてください」だったり、
「自分が信仰している宗教は、これでもOKだから、よそでやってもいいじゃないか!」
というのは、

その人の主観の押し売りになってしまうのだと思います。

葬儀の喪服は、死者を悼む、静かに見送る…などなど理由があることなので、
「なんでもかんでも、世間一般の多数派が喪服で当然だから、それにあわせるのは当然!!」
という、多数派にあわせる意味だけじゃなくって、
もともとの「理由」があるから、ということを考えるのも大事かな?と。

[#26059] Re:ちょっと 付け足しです
 きものひめ  - 08/5/21(水) 18:51 -

引用なし
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   ▼沢村さん:
>▼きものひめさん:
>>私は犯罪さえおかさなければOKと思うのですが。
>>日本の国民性?なのですかね、周りに合わせるのが良く、個性?が目立つのは悪いみたいなのは。
>
>そういえば10年ちょっと前まで、髪をブロンドに染めてる人は
>不良・水商売・芸能人など特殊な人か悪人と見られていたと思う。
>
>極端なミニスカートをはいている日本人は海外の人(特にアメリカ人?)から
>コールガールだと勘違いされることがあるらしい。
>
>地域によっては婚前交渉をすると家族から殺されてしまう場合がある。(名誉の殺人)
>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E8%AA%89%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA
>
>テレビでよく上半身はだかの女性の部族がそのまま放映される。
>バラエティ番組で日本人女性の場合は目隠し(モザイク)される。
>
>そうした部族の女性が日本で上半身はだかの「正装した」姿で外を歩けば
>犯罪だが、その部族の住む場所では犯罪ではない。
>その部族の人が日本に来たなら、やっぱり服着るしかない。
>
>その女性が、たとえば日本の職場で「正装」したとしたらどうか?
>外から見えない場所であれば厳密に言えば犯罪ではないかもしれない。
>でも通常は受け入れてもらえないと思う。
>
>同じ正装でも、ターバン、サリーなどなら日本でも着用を許される。
>でも物珍しくみられるのは間違いない。
>アロハならもはや普通の範囲かもしれない。
>
>海外の場合、先進国でもビーチでトップレスなのは犯罪ではないことがある。
>
>シャラポワや海外の選手がよくノーブラなのは、
>海外でノーブラ文化があるかららしい?
>
>日本でも着物文化では、ノーブラ、ノーパンが当然だった。
>ブラもパンツも存在そのものがなかった。
>
>何がいいたいかというと、こだわりが犯罪として扱われるのか、
>強い個性として扱われるのか、タブーとされるのか、普通のこととされるのか、
>それぞれの文化圏によって様々だし、時代によっても変わるということ。
>
>たとえば、スカーフの着用禁止法案がフランスやスペインで出されたのはつい4年前。
>http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%80%80%E7%A6%81%E6%AD%A2&lr=
>
>日本は島国だからか、移民の受け入れがすごく少ない
>(あるいは移民が目立たない)ために、ちょっとでも「普通」を外れると
>袋叩きに合うような感覚に襲われるから怖いという感じはしている。
>
>それでも、何を着ようと法律で許容されている国であるだけまだましだとも思う。
>(上半身は裸がいいという女性がいたとしたら犯罪者になってしまうけど。)
>
>最近の日本は一昔前に比べたら「普通」の範囲が広がっているようにも思う。
>
>当事者からすれば、だんだん過ごしやすい国になっていくんじゃないかな。
>そう考えると、地方よりも都市部に住むほうが住みやすいと言えるかもしれない。
>
>
>葬儀に黒以外の服を着ていくのは容認されないだろうけども、
>そこに主張がある場合は必ずしも風習や慣行に習う必要はないと思う。
>
>光モノは葬儀で敬遠されるけれど、金髪で葬儀に来る人、たくさんいるよね?
>黒く染めて来ることだってできるのにね?
>
>髪の色と服装の話はまた違うんだという反論(反論というか、共通認識、多数派の
>感覚からくる意見)が来るのは目に見えているけれど、あえてこれ書いてみました。
>
>それで面倒なトラブルになることはある程度避けられないだろうけども、
>犯罪ではないわけだから、自己責任の範囲だと思う。
>
>自分の権限でやってることだから、結果の責任を自分でとればそれで十分だと思う。
>
>こうした考えはちょっと過激ですか?
>
>
>だから、病院に着物を着ていってもいいし、洋服を着ていってもいいと思います。
>
>ただ、着物を着ていくなら、批判を浴びる可能性を覚悟しておくべきだと思うし、
>その覚悟がないのであれば、洋服を着ていくべきだと思う。
>
>どちらを選ぶにしても、自分の対処したい方を選べばよいでしょうけども、
>「着物を着ていくけど、個人の自由なんだからほっといてもらって当然。」と考える
>のであれば、少し虫が良すぎる(自己都合すぎる)と思います。
>
>相手がどう思うかは、自分が何を着たいかと同じだけ自由なはずです。
>
>それに服装は自分の個性としても選んでいいわけだけど、
>それと同じくらい、周りの人のためや集団のために選んでもいいわけで。
>
>ユニフォーム(制服)などはまさに集団のためのものですよね。
>
>野球の新庄選手が、ユニフォームではないリストバンドをつけて試合に出る
>という「個性」が内外から批判を受けて不利益を被ったことも事実ですが、
>彼は引退までつけていました。
>(一時期はずしていたことがあるかどうかはわかりません)
>http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010380505
>
>私はどう思うかですか?
>
>着物を病院に着ていくのは珍しくて(少数派で)おもしろいです。
>変だとは思いませんし、迷惑だろうとも思いません。
>
>面白そうだから、今度病院いくときは浴衣でも
>着ていってやろうかとちょっと思ってます。
>
>
>>そして、世間体とか意味がわからないと感じます。
>
>世間体というのはそもそもとらえどころのないものだと思いますが、
>特定の「世間」という集団で、多くの人がどう思うか?
>ということではないでしょうか。

とても丁寧なご意見ありがとうございます。
興味深く拝見させて頂きました。
お葬式の茶髪は私も以前から、親族の人に失礼にならないのかなとか思ったりしました。この曖昧さがとてもわかり辛いです。
たとえば、茶髪、ひかりものご遠慮くださいとか書いてくれれば、決まりは守ります。
そして私は他人がどう思うかは自由でいいのです。私に強制、批判をしてこなければ。私は他人に服装を批判したり、強制はしません。
だから、私は批判しないのに、人から批判されるとフェアじゃないですよね?

職場にユニフォームがあれば規則に従い着用します。
私の考え間違っているのかな?

[#26062] 批判する権利
 沢村  - 08/5/21(水) 21:49 -

引用なし
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   >そして私は他人がどう思うかは自由でいいのです。私に強制、批判をしてこなければ。私は他人に服装を批判したり、強制はしません。
>だから、私は批判しないのに、人から批判されるとフェアじゃないですよね?

犯罪でなければ良いという考えがあると言ってましたが、
人を批判することは犯罪ではないですから、
きものひめさんの考え方には矛盾があるように思います。

それとも「強制」と「批判」はセットだと思っていますか?
そうであったら、分けて考えると納得いくかもしれません。

きものひめさんにとってフェアってどういう意味なのか私にはわかりませんが、
人が自分の思うことに基づいて他人に働きかけること(批判だったり
注意だったり協力要請だったり、どんな形であれ)それ自体は
その人の言動表現の権利です。

憲法でも表現の自由は認められています。
自由にモノを言う権利は保障されています。
それが虐待などの違法行為でない限り。

権利ですから、言われる方がフェアと思うかどうかにかかわらず、
相手から一方的に発言してよいことになります。

それがエスカレートして、力ずくで洋服に着替えさせたり、
着物を捨てたりするのであれば、それは「強制」になって、
人権侵害的だったり、器物破損罪が適用されるかもしれませんが、
今はそうなっていないのですよね?

であれば、批判の範疇でしょうから、いくら不快に思っても、
言われることは覚悟しておくべきではないでしょうか。

[#26095] 早まった・・・かも?
 沢村  - 08/5/24(土) 2:04 -

引用なし
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   律儀に返答していたきものひめさんからの私への返答がないところを見ると、
どうやら早まってしまったかもしれません。

規則化されていることに判断のよりどころを求めていそうだったので
憲法の話を通して書けば、割とすんなり理解してもらえるかなと思ったのは
私の甘い期待だったようです。

発言のタイミングや表現方法が原因できものひめさんを傷つけて
しまったのであれば、その点は謝りたいと思います。

きものひめさんの文面の様子からして、
厳しめの現実について理解を深めて前進しやすくなるための
絶好のチャンスと思ったのですが。

受け入れ準備が出来ているわけではなかったのか、
それとも受け入れに時間がかかっているのか。
単に時間がかかっているだけならよいのですが。

相手の呼吸や目線が見えないという掲示板の難しさもありますが、
仮にも掲示板という公開された場所で矛盾点を
指摘してしまったのがいけなかったのか、
はたまた、ぜんぜん見当違いなことを私はしてしまったのでしょうか。

でも、判断基準に迷いがある人に対して誰もはっきり言わないというのは
やっぱりよくないと思うのです。

過去、自分の行動についてあれこれと繰り返し言われることは
私にとって拷問だと感じことがあり、近しい人でしたがその人と離れました。
そしてなんとか自分を取り戻せたという経験があります。

私は相手を拒否する形で解決しました。
あまりいい解決方法じゃなかったかもしれませんが、
当時はそれしか考え付きませんでした。

自分の行動は自分の権利でやっていることなので
それについて責任があることを知ったからこそ、
近しい人でしたがキッパリと拒否できたのでした。

無くしたものも大きかったですが拒否して正解でした。

自分の行動に対してあれこれと言われたわけですが、
この時は相手を拒否することで、自分の行動の責任を取ったのでした。

そして、拒否した結果をも当然ながら自分で引き受けたのでした。

「あれこれと言わないで欲しい。」と思って言い合いを続けていても
やはり問題は解決しないと知ったのはその後のことです。

その後で、拒否する以外にもいろいろな解決方法があると知りました。

どのように周囲から言われても、それを止めることはできません。
だからあれこれ言われる覚悟は必要です。

それは憲法でも認められているのですから、
定型発達の人であっても、生きている限り誰にでも
いずれ必要になりうる覚悟です。

少数派と多数派がこの世にいる限り、誰が何をしても誰かから何か言われる
ものであることは、変えられないと思います。
多数派は少数派から言われるということです。

しかし、根気強く理解を求めたり、よい意味で逃れたり、
無視したり、仲介者を立てたり、別のことに注意を向けさせたり、
相手も納得いく理由付けを一緒に探したり、いろいろ手立てはあります。

責任の取り方はいろいろあるということです。

責任を取るというのは、先の書き込みに基づいて言い換えるなら、
相手の表現の自由(批判する権利)に応えるための、自分の表現の自由を
行使するということです。

冗長に書きすぎたかもしれません。

長くなりすぎると説明にあまり自信がなくなってきますので、
このあたりにしたいと思います。

(多分、すごく重要な話をしてしまっていると思うので、
 ちょっと慎重になっています。)

ところで、きものひめさんのつい先ほどの書き込みを見て思ったのですが、
単に着物を着るのが好きというだけではなさそうで、
着物の専門家として信頼できそうな感じがしますね。

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