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▼ウルフカンクさん:
>はじめまして。
>お聞きしたいことがありまして、投稿させていただきます。
>
>発達障害を診断・支援する公的施設での話なのですが、アスペルガー人が相手の場合は、
>・応対の基本は徹底無視
>・一方的に相手に指示を与え、相手の意見は聞き流し、必ず否定する
>・独り言や目立つ癖を少しでも起したら、激しく叱責する
>が徹底されているように見えました。
これは明らかに『NG(>_<)』な対応です。
脅かすようで悪いのですが、こういう対応を苦にして、自殺企図に陥ってしまったというケースはかなり多いのではないかと思います。僕も何回か本当に死ぬ気で、アルコールと薬を大量に飲んでしまったことがあります。
>アスペルガー人に対し、職員のこれらの対応を、まるでイジメそのもの!と感じ、私は見ているだけで酷く腹が立ちました。が、アスペルガー人は、そのような対応されて腹が立たないのでしょうか?
ウルフカンクさんの正義感と『正しい理解をしよう』というスタンスに感謝します。
>それとも、アスペルガー人とのコミュミケーションには、無視と見えるほど遠く距離を置く必要があるのでしょうか?
>アスペルガー人の中には、饒舌に話しかけるひとが少なくないものですから、気にしないで私も話しかけていましたが、もしかしたらアスペルガー人にとっては苦痛だったのでしょうか?
例えば、独り言を言っているとか部屋をうろつくときは、たいてい強い不安感を感じていて、しかもそれを乗り越えるすべが見つからないときなのです。
♪あなたに 語りかけられるような きれいな言葉がみあたらない…
卑屈になって 叫ぶあたしを 縛り付ける前に 優しくなんてしないで…
というのは、鬼束ちひろというシンガーソングライターの『眩暈』という歌の一節ですけど、ちょうどこんな感じの状況なんです。
ここで『縛り付ける』という言葉を彼女は使っているのですけど、これはたぶん『ありのままの私の姿をあなたの心の中へ受け入れて!』ということだと思います。
だからそういったときは、『止めなよ!』ではなくって、『どうしたの?』とか『もしかして…疲れちゃってる?』『最近心配なことない?』と、共感的な問いかけをしてあげるほうが良いわけです。
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