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▼けんたさんへ
>私の息子は今年、高等工業専門学校に入学しました。
それだけでも、素晴らしいことだと自分は思いますよ。高専は受かるのがとても難しいですもの。彼はとても頑張り屋さんだと思いますし、それを支えたけんたさんも素晴らしいと思います。
>遠隔地のため学生寮に入りましたが、人間関係で悩んでいます。
>同級生から「バカにされる」「物を投げられる」「しかとされる」などのイジメを受けていると言っています。
そうですね、実際見てないので、分りませんが、自分の学生時代の経験上“バカにされる”という段階で、息子さんに“本当にバカにしている”とは限らないんだよ、つまり、冗談まじりにちょっかいを出してるときもあるよ、ということを息子さんはラクになりそうな気がします。でも、本人にしたら、そんな風に思えないということも分るんです。自分は今もそれが課題です。
>なるべく図書館とか一人でいる場所を確保して、そうした連中から避難するように言いいましたが、一年生は談話室で一緒にいる時間が多くて会わざる得ないと言ってます。尚、部屋は先輩と同室で寝るときにしか居られないとのことです。
>息子は中学時代は特別クラスを作ってもらい、ほとんど集団生活はできませんでした。そしていきなり集団のなかに入り、しかも寮生活という初めての経験をしていますから、人間関係がうまくいかないのは当たり前のことで、息子には「無理するな、疲れるなら通学に変えよう」「普通の人でも大変なことなのに、お前は頑張っている」と励ましながら生活させています。
>ただその中でも、まとめ役の先輩が息子の事を気にしてくれて、アドバイスをくれたりしています。また一人だけ友達もできたようです。
友達ができたことは息子さんにはとてもプラスですね。あと、高専の先生や寮のスタッフには息子さんの性格や特徴をけんたさんが直接話す機会があるとなおいいと思います。自分は高校は進学校でしたが、入学して5月くらいから休みがちになりましたが、母が担任に自分のことを話してくれたので、先生からもとてもよくしてもらえたので、留年することなく卒業できました。なので、自分は職員室に避難してました。それで、自分が話すことに付き合って頂けたので、とても感謝しています。寮での生活では、中学時代の同級生のお母さんや息子さんと親しくて寮生活してる子(クラスは違ってて構いません)にどうしてるかを聞いてみるのもいいかもしれません。
あと、息子さんに言った方がいいことは、頼りになる人にベッタリくっつかずに、余裕のあるときでいいので、頼りになる人と親しい人とも少しづつ話をしていって欲しいな、ということだと思います。今の状況だと、息子さんにはできないことはない、と自分は信じてます。
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