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▼ぶじこれきにんさん:
>▼うどんやさん:
>>▼ぶじこれきにんさん:へ
>>「論旨の特定と参考文献を挙げます」
>>
>> 性急な議論に入る/書き込む前にぶじこれきにんさんの考えていること、
>>つまり論旨を、あなた自身で的確に捉えて欲しいです。
>> そのためには本を読んで考えて欲しいと思います。
>>エムエムコさんの問題提起から別スレッドになるであろう、
>>あなた宛での意識を深めるための意見です。
>>
>> 小谷野敦という東大出の学者が書いた『帰ってきたもてない男−女性嫌悪を超えて』(ちくま新書)とその前著『もてない男−恋愛論を超えて』は読まれましたか?役に立つと思われます。興味深いのは
>>『帰ってきたもてない男』の中で64ページ以降の部分。ぶじこれきにんさんの過去の「趣味の掲示板」での[#2133〕での書き込みに関わると思われる内容です。
>> そして、ぶじこれきにんさんのここでの意見に関わるであろう2つ目の論旨は、本文127ページでの部分。これを読んで欲しいです。
>>
小谷野の本(もてない男、帰ってきたもてない男)は自分の足元を見つめた本で以前本を出版した私でもここまで書けない。例えば男はマザコンである。男とはスポーツマンにコンプレックスを持つ。オタク的男と女性は会話が成立しない。等・・・・・・小谷野の自分を含めた男たちを見つめて本を書くのに関心しました。
>>ちなみに小谷野敦の私小説『非望』はアスペルガー当事者(男性だけでなく女性も)必読の書だとおもいます。思いこんだら間違ったテーゼ(しつこく言い寄ったら認めてもらえる)で突っ走り、他者へのパースペクティブに欠け、誤解を解こうと思いを寄せる女性に近づいたらかえって恐怖感を与えてしまうというエピソードが出てきます。ページをめくるのが怖かったです。恋に落ちた者はわかっていても愚かなことをやってしまうという次元を超えていた。痛々しくて身につまされます。
ストーカーされる女とストーカーする男の心理をよく小谷野は描いた。女性が男性にストーカーされると恐怖心と不安になり、その男性の言う言葉すら嫌悪してしまう。関係がもてなくなる。そのことは私にとってひとつの発見であると同時にストーカーだけは女性にはしてはいけないと同時に読みおえて、一種の反省とこういう思いか・・・・・と内心思いました。悲望はアスペルガーの男、定型の男問わず読むべきだと思いました。
> うどんやさんへ
>
>丁寧なアドバイスありがとうございました。性に関する本音に女性がナーバスに反応していくこと。男と女では性の見方が違う事。われわれというあいまい言葉を使うと誤解を招く。あいまい語に弱い発達障がいのひとならなおさらですね。
> 私達とか私達男たちはとか、性別、自分達のスタンスをキチンとした方が無用の誤解を招かずすみます。
> 小谷野敦の小説非望と帰ってきたもてない男と、もてない男を読んで返答したいと思います。オタクと女性の恋愛は成立しないレスを覚えていただき、文面からアスペルガーの男性と推察する想像力に感謝します。
> 小谷野の一連の本を読んで勉強したいと思います。そして読後感想をレスしたいと思います。
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