アスペルガーの館の掲示板

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[#26464] 初めまして。 SCB 伊藤 08/6/18(水) 17:13 [未読]

[#26494] Re:初めまして。 SCB 伊藤 08/6/20(金) 17:55 [未読]
[#26537] Re:初めまして。 SCB 伊藤 08/6/23(月) 15:49 [未読]

[#26494] Re:初めまして。
 SCB 伊藤 メール  - 08/6/20(金) 17:55 -

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   日本人的美徳→労働者感
ウォルフさんの言う美徳を日本人が持つ労働者感と個人・チームの仕事を考えてみました。戦後 日本及び日本企業は勤勉で均質な労働力を求めてきました。
製造業中心の時代には、最適であり 今日の日本や企業を世界へ通用するまで築いてきました。現在でもこの考え方と雇用方針は変わっていません。
違っているのは、小数のスペシャリストを採用し、企業の社会的責任(SCR)として障害者雇用をしなければならないとやっと思いはじめました。企業が求めているスペシャリストは、極めて高いスキルを持つ人材なのです。このため得意分野を持つ人材とスペシャリストとは、大きな差異が存在しています。障害雇用を行う企業側に受入れ体制がないまま、数字合せの障害者雇用を繰返し、障害者は使いにくいと公言する人物が人事担当者にもいるのが現状なのです。これは企業トップにCSRの初歩中の初歩である、コンプライアンス(障害雇用率の達成)に対する知識のなさが隠されています。

障害者理解 欧米と日本
欧米での障害者就労は、企業のどのセクションでも当り前の様に見受けられます。
これは、チームによる仕事の進め方が多く、その中にどの様な障害者がいても必要な人材とされているからです。障害に伴う差異はチーム全員で教えば良いと誰しもが思っており、スムーズな仕事の進行が出来るのです。
特にアメリカにおいては」、障害者であれ、他のマイノリティであれ、スペシャリストへの道は大変広く、企業・財団・教会等が優秀な人材には、惜しみなく資金援助を行っています。
障害者自立支援法が施行されました。悪法であれ、障害者が声を上げる事により7月から、自己負担者の一部引下げるが実施されます。障害者自立支援法は利用者の一部負担と障害者の就労促進が2本立てであり、障害者の就労があり、経済的自立なくしての障害者自立はありえないのです。

アメリカンドリームを実現すると限らず、その資金の一部を社会貢献に廻すのが常識なのです。企業も収益の一部を社会的課題の解語に協力しています。
日本においてこの様な考え方が定着しないのは、文化の違いだけではないでしょう
竹中ナミさんは、自分の事を「中卒で、バツイチ、障害者の母」と言っています。
同じ障害児を持つ保護者の集まりで障害者が在宅で働ける方法を話し合った時、「これからは、パソコンや」と誰かが話したのを受け、パソコンの事は何も解らないまま、飛込みで企業廻りをし、マイクロソフト日本代表者と知り合い、マイクロソフト社では、社員が社会貢献の為、出金した同額を出すシステムがあるとしり、日本代表が5000万円、ビルゲイツが5000万円を搬出し、社会福祉法人の基本財産を調達いたしております。
社会福祉法人申請時、厚労省の担当者は、ビルゲイツ氏が5000万円を出資するとの書類に対し、預金通帳のコピーを要求した事も広く知れ渡っております。
「共生社会」「ノーマライゼーション」の実現まで草の根運動を続けます。

[#26537] Re:初めまして。
 SCB 伊藤 メール  - 08/6/23(月) 15:49 -

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   SCBの伊藤です。
笛さん、SILVAさん、フォウさん返事が遅くなりました。アスペルファーの館の掲示板に、部外者(?)と思われる私より「障害自認」「カミングアウト」について
私の書き込みをみて違和感を持った事と思います。
SILVAさんからの、就労支援の経験についての質問及び伊藤とはなんぞいやについてから説明しなくてはなりません。
私は11年前に眼病により、急激に視力が低下し、中途視覚障害者となりました。
障害者となった時から、障害者にとって住みにくい、生活しにくい、社会構造である事が見えてきました。障害者にとって無理解なシステムが福祉の名の元に行われている事に気づかされました。2002年7月からの視覚障害者支援を始めたところ、就労・生活相談のウエイトが高くなる中、他の障害者団体や保護者の方々と話す事が多くなり、障害者全体の就労を考えないと気づきました。
保護者の方々と話をしていると、必ずと言っても良いほど「私達(両親)が死んだらこの子はどうなるでしょうか」と私にとって胸がしめつけられる言葉でした。
この言葉が、原点で私は障害種別にかかわらずに「働きたいと願う障害者」の就労支援を行っています。その為皆様の持つ感覚や感情との差異がありますが、違った視点から見させて下さい。

私の第一感
皆様の掲示板を見て《あきらめと苛立ちその根底にある大きな怒りと不信感》を感じてしまいました。私流で勝手な分析をして見ました。
1. 身体・知的と比べ支援体制が非常に遅れている。
1. 専門医・専門スタッフが極めて少なく、定義もはっきりしない。
1. 統合失語症・そううつ病・解離性障害者等、旧精神保健法と混同した施策で    はなく、障害理解を深めた行政サービスを行うべきである。
1. やっと精神障害者が障害者雇用率にカウントされたが、企業の求人に精神は    排除(表向きではないが)されている。
1. 障害者理解が進まない中でも一番遅れている。
1. 相談支援システムの形は出来ているが、相談・支援に行っても出口がみえな    いばかりか支援組織の有機的ネットワークがない。     etc

「カミングアウト」は目的ではありません!
目的は障害者に対して、理解してもらうことで「カミングアウト」はその為の1つの有効な手段です。「障害自認」ができないまま「カミングアウト」をする事は危険です。
「障害自認」とは自らの障害を認め、自分を見つめ直しが出来ると共に、障害ゆえの差異を自分自身や家族、他者等に転嫁させず、常にスキルアップや理論武装が必要なのです。

笛さんの文章を見て、企業に対し、理解ありすぎだと思います。障害があってもなかっても、生きる権利・働く権利があるのです。今後 非常識な上司のしたで働く
場合、個人で入れるユニオン(地域労働組合等)に加入し企業トップとの団体交渉で皆さんの働き易い職場に改善される様要求も出来ます。人間利tれの権利・労働者としての権利がある事を忘れないで下さい。

フォウさんへ
無理に「カミングアウト」をするひつようはありません。何らかの形で理解者を増やす事が大事ですから、私達 障害者が常に発進し続けることは大切なのです。

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