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管理人です。大学では心理学を勉強し、卒業後言語聴覚士として働いてきました。そのため知能検査などを臨床現場で使っています。
知能検査に関しては詳しいことをこちらに書かれると、これから受ける方が読んだ場合、結果に影響が出ることがあります。気を付けて頂けると幸いです。
検査結果の項目についても専門家はある程度勉強します。結果の分析のプロフィールはもちろんですが、ある質問にどう答えたか、その時どんな行動をしたかも参考にします。
その辺りは何百例も評価・指導をした経験がないとなかなか「こうです」とは言えないです。
検査について疑問に思ったら主治医や検査を行った方に「点数が低く出た項目をさらに伸ばすにはどのような支援がいるか」といった相談・説明をしてもらうようにしてください。
ジョンさんも触れていましたが、知能検査というのはその人の現状を把握するためのものであり、入学試験や入社試験のようにある程度の点数が取れないといけない、という性質のものではありません。
検査はWAISが有名ですが、他にもある特定の機能(非言語面あるいは言語面を中心に測定するなど)を測定するためのものもあります。
私の場合は最初は全般的な知能検査などを行いますが、指導の合間にこのような特定の機能を測定してさらにどのような支援をしたらいいかを考える材料にします。
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