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▼のこさん:
趣味の掲示板や、自分とこの掲示板ですでに同じ話しをしていますが、
私は、漫画家をめざしてました。(^^)/
お話しをつくるのが好きで、
頭の中で、どんどんキャラクターたちがわいてきて、
「表に出せ!」と、わめいているので、
描かなきゃ、自分が狂ってしまいそうだったんです。
学校の授業中は、ノートのはしっこやや、教科書のすみっこやらに
自分のキャラクター描いて、
描いていると話しが浮かんできて、
その途端に、自分の世界にトリップ!
(私はしゃべってるか、絵を描いてるかでしたから、学校の成績はさんざんでした…^▽^;)
漫画家になれれば、対人の苦手な私でも、
社会とかかわらずに家で仕事ができる…と、思いました。
でも、世の中「絵を描ける」人間は、ゴマンといて、
プロデビューできる人間は、ひとにぎり。
才能の壁にぶちあたってしまいました。
社会人になって、普通に会社勤めをするようになると、
学校のような、閉鎖的な人間関係は少なくなっていき、
友だちも増え、サークル活動とかでやる事も増え、
仕事も覚えると、仕事も楽しくなり、
やること、できることがひろがると、次第に漫画を描かなくなってしまいました。
いつしか、私の中で騒いでいたキャラクターたちは、
なりをひそめてしまいました。
そうなると、次に私に訪れたのが、(のこさんも今、経験中なのかな?)
スランプです。
技術は、あるけれど、
求めているものに、追い付かない。
描きたいんだけれど、子どものときのように何でもいいから描ければいい
じゃなくって、
「こんなんじゃ、ストーリーとして完成されていない。いきあたりばったりで、こじつけがましい!」
「背景が描けない! パースが狂ってる! 遠近感がとれない!」
と、まあ…「壁」にぶつかったんですね。
それまでは、いきあたりばったりでも、パースが狂っていても、好きで描いているんだからなんでも良かったんですけれど、
プロを目指す上で、自分の才能の壁にぶちあたってしまいまして…。
何が言いたいのか、自分でもわからなくなってしまいましたが、
なんで、こんな話しをしたのかというと、
>・芸術方面で生きているので、社会の波に流されたら典型的なつまらない人間になって、個性的な絵が描けなくなるのではないかと思って怖い
この辺でね…。
のこさん、趣味の掲示板の方にも、スランプだって書かれてましたから、
絵が不調なのは、そのせいなのかな?
って、壁にぶちあたってるんじゃないかと思ったのよ…。
私、結局…その壁にぶちあたって、プロで絵を描くことは断念しちゃったから。
子どものときは、制約なくのびのび好きなことを描いていたから、
どんどん自由な発想で、絵が描けた。
でも、大人になっちゃうと、いろいろ見えてくるものも出て来るし、
社会的な制約も増えて来る…そうすると、描けるものが狭まれてきてしまっちゃう。
その…ジレンマね。
だから、のこさんの「社会に反発したい」という気持ちと、
「つまらない絵しか描けない」=スランプ と、
別もんなんじゃないかと、思うのよ。
>私が働くようになってから、周囲からよく「社会とはこういうもの。慣れなきゃ生きていけない」等、社会になじむよう言われます。
>それに、すごく反発しようとしてしまいます。
たぶん、アスペじゃなくても、
10代後半や、20代のころって、
何か社会に反発したいような、
大人と子どもの境で、ぶちあたるものがあって、
精神的にも不安定で、だから「反発したい」とか、「こんな流されたまんまの私じゃいけない!」とか、
考える時期なんじゃないかと思うの。
それは、きっと誰にでも多かれ少なかれ、ぶつかる壁だから。
(自覚の有る無しもあるだろうし)
うん。私の言いたいことは、
「のこさんが、今ぶつかってるのは、若者ならば通る道なのかも…」
「スランプと、そういった社会的反発と、いっしょになって考えてるのかも…」
なのです。
のこさんだけが特別そのことで、悩んでるわけじゃないってこと。
で…。
大人になってしまった者からの、アドバイスですけど…。
今、いっぱいそれを悩みましょ。(^^)/
考えて、考えて、考えて、考えて…
それで「自分」が出来上がっていくのだし、
「絵」の方向性についても、思考錯誤していくのだし。
オバサンは、自分の才能の壁にぶちあたって、
「絵」は、趣味…。
でも、チャンスがあれば、また夢を目指すのもいいな。
…で、落ち着いたけれど…。
あとは、のこさんが、「悩んで」考えることだから。
「絵」はね、楽しんで描けたら、
キャラクターたちも喜ぶよ?
では。(^^)/
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