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▼わかりませんさん:
>とにかく、体を動かして、みんなで一緒に過ごす事を、あれこれと
>してきました。中学でも高校でも、体育系の部活をしています。
体験を増やせるよう配慮することは、保護者にとって大事な役割ですね。
息子さんも、中高と体育系の部活を続けられるなんてすごいです。
でも、ごめんなさい、わかりませんさんの文章だけ読むと、正直言って、
息子さんご自身が、何に困っていらっしゃるか、理解できません。
息子さんご自身が現在「みんなと自分が違う」ことに困ったり
苦しんだりなさってるのでしょうか?
>なんとか、豊富な経験により、感情豊かになってもらおうと・・・。
>感情を知識として覚えていくのを感じます。ですから、感情は知識というデータ
>ではなく、「思う」というプログラムなのだと言って説明し、とにかく少しでも
>外に出て経験しなさいと言ってきました。
現代は、表面だけ流して、良くも悪しくもお互いに影響を及ぼさない、
我々の世代から見るとぬるい、ウォームな関係が、若い世代では一般的に
なっているようです。
(『やさしさの精神病理』大平健、岩波新書 参照)
>なんとかしなければという私の焦りが、本人への高い負荷になり、その負荷が
>高校になると、「生みの親」と「育ての親」の違いとして、本人に映るように
>なり、なおさら、問題が複雑化してきています。
フツーに、この時期はもう親の介入を煩がる時期だと思いますが?
上の子の高校でアンケートをとった結果、親に対しての気持ちは、
「感謝はするが、うざい」という回答が一番多かったです(笑
親も、そろそろ子離れの準備に入ってくれ、ということなんでしょう。
専門家に相談するのは大事だとは思います。
でも、なにより本人が困っているという実感がないのでしたら、
「待つ」ことも保護者として大事な役割ではないでしょうか。
また、原因をあれこれ探すより、あるがままの本人を受け止めて、
「後ろから見守る」ことも大事ではないでしょうか。
なんといっても、もう半分大人、様々な体験を重ねてきた一己の
独立した人格なのですから。
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