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▼カニージャスさん:
こんにちは、カニージャスさん。
アスペルガーと診断されている子供がいます。
(と同時に、主人がアスペルガーの可能性が高いです。子供の主治医に指摘されています)
他のかたがたへのレスも拝見させていただきました。
「人と接するのが好き」というアスペルガーのかた、けっこういらっしゃるはずですよ。
ちなみに、うちの子もそうです。
人が大好きで、集団の中にいることを好みます。
特に、「積極奇異型」と呼ばれるタイプのアスペルガーのかたに多いそうです。
自閉圏のかたは、「自閉」という字面から誤解されやすいようですが、実は人懐っこかったり、寂しがりやな人も多いそうです。
(人に関心が薄い孤立型タイプのかたも、もちろん多くいらっしゃいます)
ただ、成長の過程で(学校など)、人に疎外されたりトラブルが多かったりすることから、人と接することに不安を覚え、集団に混じらないようになる人の割合も多いのでしょう。
うちの子はもともと「積極奇異型」の対人タイプをとっていましたが、最近は人目が気になるようで、ほとんど「受動型」のタイプになってきました。
そういう意味では、「社交的」な人はアスペルガーの人でもいらっしゃると思います。
ただ、社交的である=社会性がある とはいかないところが、難しいところなんだと思います。
そこが、お医者さんが言う「辛いと思うよ」ところなのだと思います。
接客業の難しいところは、人が好きだけではなく、「相手の意図・要求を察する」能力が強く要求されることだと思います。
ルーチン作業だけこなしているときならいいのですが、何か突発的なトラブルが起きたときに、顧客の望む&一般的に納得できるような方法を瞬時に考え付き、対応できる能力が要求されます。
たぶん、そこに発達障害圏の人たちの多くに共通する困難さがあるのだろうと思われます。
特に営業などは、相手が口にしない潜在的な「要求」を掘り起こす必要があるので、かなり高度なようにも思います。
相手の「心理」を変えていく(興味ない→欲しいな)ような、スキルもいるかもしれません。
私の主人は以前部署の移動により(専門技術の)営業職についたことがありましたが、精神的にものすごくきつかったとのことでした。
たしかにできないわけではないですが、ノルマもあり、いろんな不条理に直面したりして、それを乗り越えるのに苦労していたようです。
>いい哲学を知ったり、やバイト先の人たちの協力を得て、社交的でポジティブになりました。
とても、素敵ですね。ポジティブな考えを持つ人は職場でも好かれます。
人と接する仕事は、販売や営業だけとは限らず何でもそうですね。
チーム作業が嫌でなく仕事できると、仕事の幅がとっても広がると思います。
良いお仕事が見つかるといいですね。
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