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▼シャクレさん:
はじめまして(だと思います〜良く覚えていなくてすみません〜)
シャクレさんと同年代の子どもの親です。
秋桜(管理人)さんへの返答に 素人が横から書き込んで良いのかしらと迷っていましたが、どうしても気にかかるので、少しだけコメントさせて下さい。
>>あとシャクレさんの書き込みを読んでいると息子さんのことをアスペルガーと思われていらっしゃるようですが、もう診察や相談などには行かれたのでしょうか?
>
>いえ。それはまだわかりません。
>ただ、定型とAS境目がないという事実は変わらないでしょうから、
>そういった意味では、ASかどうかは、すでに意味を失っている気がします。
>もちろん、正しい知識という意味では、キチンと専門の意見を聞くことが必要だと
>思います。決めつけて間違った判断にならないような考えは意識しております。
>そのあたりが、ご心配になられたのだと思います。ありがとうございます。
この部分の 応答に 大きな違和感を感じました。
シャクレさんの一連の書き込みは「ASという決めつけ」で書かれていると感じられるものでした。〜お子さんへの対応も「ASという決めつけ」に基づいて考えていこうという方針を推定させる書き込みでした。(例えば、この投稿のタイトルでもそうです。)
>定型とAS境目がないという事実
これは、境界域にある方に ASという診断名がつくのかどうか? 「診断名」にこだわりすぎて本質を見ようとしない方には特に大切な視点だと考えています。
でも、シャクレさんのご家族の場合にはその連続域のどこかにいるかどうか?も不明な段階にいらっしゃいます。全くこの流れから外れた位置にいらっしゃるのかどうか?の判断を専門家に求めることはとても重要な意味を持つはずです。
現在 外に現れている言動がASに似ている点があるからといって、シャクレさんが「AS周辺領域のトラブルに間違いないから診断は不要」と、感じていらっしゃるなら、それは違うと思います。
山崎晃資先生の「発達障害と子どもたち アスペルガー症候群、自閉症、そしてボーダーラインチャイルド」という本の66ページの終わりから引用させて頂くと、「ボーダーラインチャイルドは、アスペルガー症候群のような発達障害の子と似た一面をもっているので、鑑別するうえでは、注意しなくてはなりません。」と書かれています。
素人が「似ている」と感じても「原因はかなり違う」事が有り得るわけです。
次に、同じ「AS]という範疇であってもその特性は百人いれば百人とも異なった現れ方をすると言っても過言では無いほどに症状は異なり、対応方法も異なります。ですから、「息子さんにとって有用な対応を助言して貰う」為に、専門家と相談することは「とても大切」なのです。
もし仮に息子さんに発達障害があるとしたら、シャクレさんや奥様の相談相手としてだけでなく、息子さん自身にとって「自分を理解して支えてくれる協力者」としての専門家を見つけることも大切な事だと感じています。
私事ですが、既に我が家では子ども自身が主治医のところに1人で通院する事も多くなっています。 「親には言いにくいこと」が出てくる年齢ですし、やがて自立していく上では、自己の特性に基づいた助言をしてくれる「親以外」の存在が必須と考えております。
私は、正しい知識を得るためではなく、「今ある迷い・問題点について、将来像まで見越しながら、現在取るべき行動方針を一緒に悩んで下さる方」として、主治医に期待し、信頼しています。
>細かい対応などは、私が一人で考えていくしかありません。
お一人で抱え込まないで、専門家の助言を得た方が良いと思うのですが?
息子さんにとっては、シャクレさんの「意気込み」そのものが重苦しく感じられるかもしれないです。 もう少し柔らかな対応のほうが良いのかもしれないです。
もちろん、相性が良く、信頼できる専門家に出会うには時間もエネルギーも必要です。 はじめは理想の相談相手でなくても、必ず得るものはあります。 是非、相談窓口を利用なさることをお勧め致します。
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