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▼カニージャスさん:
ASの息子と、PDDの娘がいます。
>僕はASの診断を受けたときに、医者は気を遣って「私は障害じゃなくて個性ととらえてますよ」と言ってくれました。
この「障害ではなく個性」とう言葉に違和感覚える方は多いと感じます。
ただね。
先日、PDDの娘から、
「おまえのお兄ちゃんは、びょうきだ って言われた。お兄ちゃんはびょうきなの?」
と、問われて、
内心、
「お兄ちゃんはASかもしれないけれど、お前もPDDなんだよ」
と、言いたかったんですけれど、
私は、言語能力が高いAS兄には、障害の説明してますけれど、
娘には説明しても難しいと思い、
「あら。人間誰でも何かかにか あるのよ。
おまえだって、『ことばの教室』通って、言葉の練習してるでしょ?
お母さんだってあるし(私は、自称ADHD)
お友だちのなかにも、ぜんそく持ってる子や
心臓の悪い子とかいるかもしれないし、
そうなると、人間『完全』で生まれてくることの方が難しいのよ。
だって、何億という細胞分裂繰り返して 人間の形ができるんですもの。
その過程で、どっかこっか 足りないところは出てきて当然でしょう」
とかなんとか、娘に説明して…
うーん、この説明だと、
人は、何かかにか持ってる。
完全に形成された人間はいない。
だって、発達障害ばかりが障害でないし
アトピーの子だって、大変だよ?
そうなると、「これって、障害は個性ってこと?」
と、思ってしまったのでした。
気休めで「障害は個性」と言ってくる人もいますけれど
みんな、言わないだけでなにか持ってるかもしれないし、
何らかの発達障害を持っている人は、1クラスに1人はいるという多い確率らしいですから
自分を健常者と言ってる人が、本当に健常者とも限らないし。
と、思いました。
「レインマン」の映画自体は好きです。
かなり古い映画ですよね。
この映画を観たときは、それが自閉症なんだとも知りもしなかったときですが
でも、子ども心になんとなく、
数字の記憶力がすごい人間って、違和感なく受け止めて観た覚えがあります。
息子が1歳過ぎてから、
看板やら標識をつぎつぎと覚え出したのを見たときは、
その「レインマン」と同じ…とは、つなげて考えませんでしたが
後に「自閉症」の言葉を知り、人に説明する折に「レインマン」を持ち出さなければならないとは
よもや思いもしませんでした。
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