|
こんにちは〜。ADHDのサエコです。
うちの長男も幼児の頃はADHDの傾向があったようですが、
当時の私はその知識が全くなくて。
私は「みんなこんな大変なことをやってるんだ、それでもまだ
二人目、三人目を産むのか、すごいな〜」
…という、とんちんかんなことを考えていました。
長男を大変と思うのは、自分が子育てに不慣れだからと考えていたんですね。
他のお母さんはすごいなあ、私もそうなれるように頑張ろう、なんて
思っていました。
福岡のお子さんが発達障害っぽかったという話を知ってから、
「早くに悲観しなくても、大きくなったらこんなに立派になるのにね、
あのお母さんはもったいない事をしたよね」
と、長男に言いますと
「自分は周りの人に育ててもらったから、周りのおかげだと感謝してる」
と、言ってました。
次男は高機能なのですが、やっぱり、知的障害がないので
手帳の申請は却下でした。
長男と違うのは、幼児の頃から周りに発達障害の知識がある
先生がいなかったので、いつも
「なぜ、意志表示をしないのですか?」などと聞かれ続けてたんで、
本人もちょっと嫌気がさしてるところがあります。
何年も病院にも行ったので、しばらくは家でのんびりしてたらいいよ、と
言っていたのですが、そろそろ学校をやめて一年になるので、
特にそれで将来のためになるとか、そういう事は抜きにして、
何か資格でも取り始めようよ、と相談をしています。
長男はずっと普通クラスだったのですが、
知識がある先生に恵まれたので、
理解を受ける機会が少なかった二男との比較をすると、
ADHDと高機能の特質や本人たちの性格の違いもあるにしろ、
やっぱり、適切な関わりを受けると、後が違ってくるのだろうなと思います。
私は自分自身がADHDなので、足りないところだらけなんですが、
長男から
「ママ自身が発達障害だからまだ、やってられるんじゃないの?
普通の人ならとっくに嫌になってると思うよ」と、言われました。
適した教育を受けられることはもちろんですが、
親としては、小さい事でもいい所を見つけて本気でほめる、
その積み重ねが自信になっているような気がします。
ほめられて嬉しいのはみんな同じなんじゃないかな、って思います。
|
|