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▼kzsさん:
こんにちは
>アスペルガーについて調べた中で何個か当てはまるものがあったのですが、
そうですね。 結局は「困難さの度合い」というか、程度問題なのだと思います。
>もし病気とわかっても
現在は「病気」ではなく「障害」という分類であることに注意なさって下さい。
(将来的に医学が進歩したときには境界が曖昧になりそうですが)
困難さの度合いが大きく、社会的な支援がないと生活上困るときには、社会福祉の枠組みとしては「精神障害者」としての枠組みの利用というのが現状です。
(残念ながら「発達障害者手帳」が無いのです。)
>返信が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
いいえ。 お気になさらずに。
アスペルガーの方々が社会適応するために積み上げてきた「工夫」は、普通の方にとっても有用なものも多いのです。
例を挙げてみます。
自閉症について少し勉強をしていくと、例えば「構造化」という用語を見つけることができると思います。
「構造化」というと、何か特別な事に感じてしまいますが、例えば地下鉄の路線毎にシンボルカラーが決まっていて案内図・路線図等で統一した色を使っていますね。 それも、立派な構造化の一つです。 自閉傾向を持たない者にとっても、とても有益な工夫ですね。
不適応症状が弱ければ、アスペルガー者のための工夫のなかで、自分に有用なものをどんどん取り入れていく、そのようなスタイルが良いのかもしれません。
あるいは、自己認識については深めたいが、医師の診断には躊躇いが残ると言う程度の時には、大学の心理相談室・保健管理センターなどでウェクスラー 等の各種心理検査を受けられるかもしれません(検査の下位項目を省略しない形で受けて下さい)。
そのような検査を受けてみると、自己の特性について深く知ることができますし、実際に医師による診断を時には、その結果を持参なされば、参考になると思います。
一人で思い悩むより、大学の心理スタッフと話をしてみて下さい。 おそらく直接kzsさんと対面しお話しをすることで、ネット上よりも遙かに多くの適切なアドバイスをしてくださることと思います。
では、ごめん下さい。
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