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お返事をありがとうございます。
>文面だけからの推測ですが、ゆみこさんはご家族がうまくいかない原因が、もしかして家族が自閉傾向もしくは何らかの発達障碍があるからではないか、と考えられているのでしょうか。
そうなんです。10数年前問題が出てきた時最初に私が思ったのは「夫には何か異常があるのでは?」ということでした。そして娘が生まれたら「娘には何かある」と思うようになりました。娘の方はどこへいってもトラブルメーカーで多動、多弁、「躾がなっていない」というような事をよく言われました。
児童相談所での本人の診察の結果は「多動症の症状は見られるが知能が高いのでその可能性はほとんどない」でした。10数年前はそのくらいにしか考えられていなかったからかも知れません。
数年前にそのことを精神科医に話しますと「今ならADHDと言われるようなものかも知れない」と言われました。
そんなことでずっと「自分も変な人間だけど夫と娘の方が程度が酷いのでそちらが先決」と思っていたんですが、最近になって「一番おかしいのは自分かもしれない」と思うようになったのです。
何かあるにしても自閉症関連は考えていませんでした。
幼児期に親を困らせるようなことや、人付き合いで問題があった訳ではないからです。
でも今ではそれも「無かった」と私が思い込んでいる、あっても自分では分からなかっただけのことではないかと、アスペルガーについて読むうち思い始めたんです。
親は私の幼児期のことを「時々癇癪を起こす以外はまあまあラクな子だった」とよく言います。何かのカードやボタンや音楽レコードを与えていれば一日中でも大人しく並べたり見入ったりして遊んで手間がかからなかった、と。
幼稚園では先生から協調性がないことで言われてはいたようですが、家に帰ると大人しく遊ぶ、だから自営業で忙しくしている親自身に手間はかからなかった訳です。
ただ、旅行や外出は小2の頃に母に「もうどこへも連れていけないねえ」と言われていつも祖父母に預けられて実際に連れていかれなくなりました。
それからアスペに関して他の方の経験談などを読んでいくうち、光に過敏、ということで自分が正にそうだったと気がついたということもあります。
小5の頃に朝礼と体育の時間の日差しが何よりも苦痛で「サングラスが欲しい」と駄々をこねて「バカなことを」を叱られたことがあります。目を閉じても苦しい、先生には怒られる、本当に苦痛でした。子どもの頃の私の写真はほとんど全て目を瞑っているか手で顔を覆っています。
思い起こしてみれば私自身が感じなかった知らなかっただけで、問題が無かった訳では全然ないのではないかと今頃になって思い至ったのです。
長々と書いてすみません。
>精神科でカウンセリングを受けていても、あまり好転されないとのこと、ご主人や娘さんも一緒にカウンセリングを受けてみんなで家族の関係を見つめなおさないと難しいのかもしれませんね…
3人皆で、というのは医師にも言われました。
でもかなり頑張ったのですが、首に縄をつけて引きずっていくわけにも行かず実現はしていません。
それに夫も娘も「アンタがおかしいからこうなるんだから一人で行くべき」と言って譲らないので。
>だから、診断そのものには今は固執せず、実生活で広汎性発達障害の人達と同じ苦しさの部分を、同じような対処法で乗り切っていこうと考えています。
私もそうしたいです。本当に。
でも夫から「ただ言い訳や免罪符が欲しいだけだろ、治す気があったら治る精神的な病気だろうから治せ」と言われ続けたので、自虐的に「エセ・ニセモノ自閉症」とでもしておかないと怖い気持ちです。
>その場合、精神科といっても専門医でないと難しいそうです。生育暦も必要だそうですよ。(この掲示板の過去ログにたくさん参考になることありますよ)
両親から生育暦を聞き出すことは難しいです。父は要介護で疲れきっている母に今以上の負担はかけられません。
母子手帳や育児日記のようなものも多分存在していないです。
これまでにも病院や相談所を渡り歩いて専門医へと思っても疲れて前に進めない状態です。
>なんだか、答えにぜんぜんなってなくて、ごめんなさい。
いえとんでもないです、真剣に考えてくださって感謝します。
長々と書き連ねてすみませんでした。
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