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おおあまさんへ。
初めまして、たもっちです。
私は高機能自閉症当事者で、現在一般就労しております。
>自己診断テストでASとみられる高得点になってから、
>自分はASだったのかと自覚するようになりました。
>人付き合いの下手さや、自分勝手な会話、こだわり、神経過敏、
>思い当たる事が多すぎて笑ってしまいます。
私の場合、成人してから自分自身が自閉症だとの自覚を持ちましたが、長い間
差別や偏見、就職などに不利になるのではないのかとの不安で、診断に至る事が
出来ずにいて苦しんでいました。
三十代半ばにして某大学病院で診断を受けてから、以上の様な苦しみから解き放つ事が出来、これからの自分の人生設計に安堵感を持てる様になりました。
>そもそも、僕はASであることは認めても障碍者であるとは
>認めたくありません。ASが障碍であるとは思っていません。
>そして、この掲示板のみなさんが自分や自分の子供を障碍者として
>当然の様に語られる事に抵抗があります。
>本当にASは障碍ですか?
私が思うに「障碍」と言うのは、自分自身の症状が日常生活に対して重い支障を
来たしている場合を示している事です。
発達障害(自閉症・AS・ADHD・LD・サヴァン症候群等・・)の症状は、自活や就労が困難な場合や就労が出来たり、結婚生活が出来たりする等の事例があったりして、人々によって多様多種です。
とにかく「障碍を克服する」と言う事は、それそのものを治す事ではありません。それをプラスに生かした上で、それと付き合いながら差別や偏見を克服する事を目標にして、周囲の理解が得られる為の努力をして行くと言う事です。
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