アスペルガーの館の掲示板

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[#2914] 「私が思っていたこと」を読ませてもらって・・・ ブルースカイ 05/1/14(金) 22:03 [未読]

[#2927] ありがとうございます。 ブルースカイ 05/1/15(土) 21:03 [未読]
[#2940] Re:ありがとうございます。 秋桜 05/1/16(日) 23:18 [未読]

[#2927] ありがとうございます。
 ブルースカイ  - 05/1/15(土) 21:03 -

引用なし
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   こんにちは、秋桜さん。レス、ありがとうございます。

▼秋桜さん:
>うちの母は精神的にかなりハイパーな人間なので、干渉がすごかったですね。今まで仕事で色々なお母さんにあってきましたが、そういう点に関しては「うちの母よりすごい人って会ったことがない」と断言できます。
>でも今考えると「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺の通りで、かえって母親の行動に振り回されて「自分が何をしたかったのか」よく分からなくなっていました。

私は、「ちゃんと形で表現してきたら拒否・反抗という手もあったろうに、こんなやり方されたら、抵抗のしようがない。卑怯だ。」と、全てがわかりかけた頃思っていましたが、実際表現されても、秋桜さんのお母さんのようだったら、きっと抵抗できなかったなぁと思いました。
なぜか、道のど真ん中に、ドーンと置いてある、大きな岩のイメージが出てきました。(^_^;)

>専門用語では「ファンタジー」と言われる世界ですね。私は小さい頃夢を見たことがなくて、布団の中で色々人物設定をして空想していました。
>やっぱりこういう世界って必要ですよね。現実が辛いからファンタジーに浸れる時間がないと耐えられませんよ。

「ファンタジー」・・・他の人にも言われたことあります。
私には、現実の方がファンタジーのようでした。というか、今もそうなんですが・・・。中学からつい最近まで、マンガの主人公が、別個の人格を持ち、私が心理的に追い詰められると出てきてサポートしてくれたり、インナーチャイルドも、やはり別人格で、その行動を見てると可愛く、楽しかったりしました。
じゃ病気かといえば、確かに離人様、多重人格様ではあっても、コントロール可能で、私にとって助けになる幻覚・幻視・幻聴(と言うにはリアルすぎるのですが・・)のみで、プラスはあってもマイナス面は一切なく、病気とも言いがたく・・・。
感謝こそすれ、困ることは全くありませんでした。

不思議なことにイジメが下火になってきて、そこそこ社会性も身に付いてきた中学校3年生前後からファンタジーは消えて行きました(その代わりすごく現実主義的になりましたけどね)。

必要がなくなったんですね。ファンタジーがなくても、自分の力で現実に対処できるし、できるという自信も備わったのですね。
私は、これからです。親に費やしていたエネルギーを、自分の成長のために使っていきたいと思います。

>お母さんは二重の要求を出していたんですね。お母さんの本音は「私を見て!私の言うことを聞いて!」という要求があるのですが、それを隠して「大人ならこう言う」という建前のメッセージを発しています。こういう二重メッセージを出され続けると子どもは混乱してしまいます。そしてブルースカイさんは子どもの立場にもかかわらず、お母さんの意図を読む、という本来なら親がするべきことをやっていたんだと思います。随分無理をしていたんですね。

ああ、その言葉・・・、インナーチャイルドのワークの時、「私を見て!私を感じて!私はここにいる、わたしはここにいる、ずっとあなたの傍にいる・・・。私を見て、私を感じて、私は、あなたの傍にいるのに・・・」って、口をついて出てきたんです。今の私に向かっての言葉でした。
初めて出てきたときには、「何かして欲しいことある?」と聞いたら、キッとこちらをにらみつけて「じゃ、死んでよ。」と言われ、ワーワー泣いてしまいましたでも、そのうち、向こうから「私を見て、私を感じて・・・」って擦り寄ってくるようになって・・。それから、自己嫌悪や自己処罰をしなくなりました。

>こういうやり取りを交流分析の世界では「ゲーム」と呼んでいます。ゲームにはパターンがあり、そのパターンをすると人間は不快な気持ちになりながらも安心するという奇妙な心理状態になります。でも何も交流がないよりはましだし、小さい頃からの心の癖でそういう行動を引き出してしまうのです。

それ、わかります。
友人と繰り返してきました。誰が見ても優等生で、人気者タイプの子に好意を持ち、なぜか、息苦しいほどべったり近寄ってこられ、依存され、壊れたのかと思うほど子供還りされて、こっちが引くと、猛然としがみつかれ、恐くなってぶち切りをしてしまいました。今から思うと、まさに「ゲーム」でした。

そのパターンを客観視し、巻き込まれないような形で抜け出すことで問題は解決すると言われています。

私が自己主張するようになったら、すごい怒りのメールが着て、長年のしんどい関係が、見事に切れたことがありました。自分が変われば、付き合う人も状況も変わるということを実感しました。

私の母もずーっとこういうゲームをやっているし、今も続けています。しかも心理学の勉強をしていて交流分析の勉強もしているはずなのに、自分のことになると全然客観視できないみたいです(私には強要してきたくせに、と思うのですが仕方ないんでしょうね)。

親子はねぇ・・・。
私も、母が生きていたら、とてもこんなこと考えられなかったと思います。


>一人の時はマイペースでもいいのですが、相手がいる時は「分からない」「今考えているから」と言うと相手も安心すると思います。

そうですね。
自分のためであり、相手のためでもありますね。私も、そうしていこうと思います。恥ずかしいことでも、隠すことでもないですものね。

ありがとうございました。

[#2940] Re:ありがとうございます。
 秋桜 メールホームページ  - 05/1/16(日) 23:18 -

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   ▼ブルースカイさん:
こんばんは、こちらこそレス、ありがとうございます。

>私は、「ちゃんと形で表現してきたら拒否・反抗という手もあったろうに、こんなやり方されたら、抵抗のしようがない。卑怯だ。」と、全てがわかりかけた頃思っていましたが、実際表現されても、秋桜さんのお母さんのようだったら、きっと抵抗できなかったなぁと思いました。
>なぜか、道のど真ん中に、ドーンと置いてある、大きな岩のイメージが出てきました。(^_^;)

この表現、いいですね。まさにこのような感じの人です。
以前私があるアスペルガー関係の機関紙に文章を書いたら、どうやって探し出したのかいつの間にか読んでいて「あんたも苦労したのね」と言われてしまい、すごく驚いたと同時に「一体この人は何を考えているんだろう?」と呆気に取られた事がありました(^^;)。

>必要がなくなったんですね。ファンタジーがなくても、自分の力で現実に対処できるし、できるという自信も備わったのですね。
>私は、これからです。親に費やしていたエネルギーを、自分の成長のために使っていきたいと思います。

その通りだと私も思いますよ。これからは自分のために使ってください。
私はまだ当分続きそうです。でも家を出られたし、夫という協力者もいるから何とかなるかな、と考えています。

>ああ、その言葉・・・、インナーチャイルドのワークの時、「私を見て!私を感じて!私はここにいる、わたしはここにいる、ずっとあなたの傍にいる・・・。私を見て、私を感じて、私は、あなたの傍にいるのに・・・」って、口をついて出てきたんです。今の私に向かっての言葉でした。
>初めて出てきたときには、「何かして欲しいことある?」と聞いたら、キッとこちらをにらみつけて「じゃ、死んでよ。」と言われ、ワーワー泣いてしまいましたでも、そのうち、向こうから「私を見て、私を感じて・・・」って擦り寄ってくるようになって・・。それから、自己嫌悪や自己処罰をしなくなりました。

お母さんとの葛藤がものすごかったんでしょうね。うちもけっこうそうだったなぁ。私が夫の所へ半分駆け落ちのようにして逃げた時も、母は夫に向かって「私がどういう思いでこの子を育てたと思っているのよ!それこそ全人生をかけたんだからねっ!!」と怒鳴りつけていて、それはそれはすごい剣幕でした。それでいてずっと「早く自立して家を出なさい!」と言っていたのだから「はぁ!?」という感じでしたね。
姉に対しても「男は信用できないんだから」といったメッセージを発していたのに、全然相手が現れなかったら「あの子は男を見る目がない」と言っていましたから、ホント矛盾していました。

>>こういうやり取りを交流分析の世界では「ゲーム」と呼んでいます。ゲームにはパターンがあり、そのパターンをすると人間は不快な気持ちになりながらも安心するという奇妙な心理状態になります。でも何も交流がないよりはましだし、小さい頃からの心の癖でそういう行動を引き出してしまうのです。
>
>それ、わかります。
>友人と繰り返してきました。誰が見ても優等生で、人気者タイプの子に好意を持ち、なぜか、息苦しいほどべったり近寄ってこられ、依存され、壊れたのかと思うほど子供還りされて、こっちが引くと、猛然としがみつかれ、恐くなってぶち切りをしてしまいました。今から思うと、まさに「ゲーム」でした。

きっとブルースカイさんはお母さんとの関係が尾を引いていたんでしょうね。相手の子も恐らく「優等生で人気者」というのは本来の姿ではないから、ブルースカイさんに「ゲーム」を仕掛けて自分の中の子どもの部分を出してきたのでしょう。

>>そのパターンを客観視し、巻き込まれないような形で抜け出すことで問題は解決すると言われています。
>
>私が自己主張するようになったら、すごい怒りのメールが着て、長年のしんどい関係が、見事に切れたことがありました。自分が変われば、付き合う人も状況も変わるということを実感しました。

そうなんですよ。自分が変わると色々変わって来るんですよね。
私もガンで亡くなった叔父を看病した時、両親との力関係が変わりましたね。私が叔父の状況をすぐに受容できて辛抱強く相手をしたせいか(これは仕事でそういう人を相手したことがあったからできたんですが)、叔父も頼ってくれたんです。その様子を見て親達も私を見る目が変わりました(この辺の経緯は[#2301]に少し書きました)。

>>私の母もずーっとこういうゲームをやっているし、今も続けています。しかも心理学の勉強をしていて交流分析の勉強もしているはずなのに、自分のことになると全然客観視できないみたいです(私には強要してきたくせに、と思うのですが仕方ないんでしょうね)。
>
>親子はねぇ・・・。
>私も、母が生きていたら、とてもこんなこと考えられなかったと思います。

血のつながった家族って本当に客観的になるのが難しいですよね。今年の正月も母と話をして「ムカッ(-_-#)」と来たことはあったのですが、「もう相手してもしょうがない」と思ってそのまま帰ってしまいました。

>>一人の時はマイペースでもいいのですが、相手がいる時は「分からない」「今考えているから」と言うと相手も安心すると思います。
>
>そうですね。
>自分のためであり、相手のためでもありますね。私も、そうしていこうと思います。恥ずかしいことでも、隠すことでもないですものね。

かえって言った方がお互い楽ですよ。特にブルースカイさんは経次処理優位の方だから、ステップを踏んで考えた方がいい結果が出ると思います。

お互い焦らずゆっくり生きたいものですね。それではまた。

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