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真琴さん、館のみなさん
はじめまして、うきゃと申します。
真琴さんは自分にどういう仕事が向いているか分からない
ということですが、村上龍という作家がまとめた
『13歳のハローワーク』という本を
ご存じですか?
これは人が普通に生活しているだけではまず出会わないであろう職業まで
網羅していて、しかもその職業に就くためにはどういう勉強が必要か
についての簡単な指標までついています。
これから自分の進路を決める大事な時期におられるようですので、
よろしければ一読してみると参考になるかもしれませんよ。
それから自分の性格や立ち振る舞いについて悩んでおられるようですが、
こればかりは一朝一夕に改善するものではないと思います。
しかしそう悲観するものでもないと思います。
私個人の話になって恐縮ですが、私は大学に入ったとき、周囲の人から、
とにかく「普通でない人」という評価を受けていたようです。
それはずっと後になって大学時代の友人が教えてくれたのですが、
でも今はぜんぜんいい人だよといってくれたのも、同じ友人でした。
自分の性格を改善することは、自分一人だけではなかなか難しく、
どこかで他人の手を借りないといけないところもあると思います。
もし今、高校にそういう手をさしのべてくれる人がいないとしても、
また別の場所(大学、専門学校、会社、サークルなど)にいけば
そういう人に出会える可能性もゼロではないと思います。
実際、私も、大学でゼミに入ってはじめて、
そういう人に巡り会うことができました。
ですから、今の状態があまりよくないからといって悲観はしない方がいいです。
今の人間関係が一生続くわけではないのですから。
長々と書いてしまいましたが、
人間、できるところからしかできないものですので、
少しずつやっていけば、結局、それが結果的には一番近道だった、
ということにもなると思います。
長文、失礼しました。
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