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こんにちは。お返事をありがとうございます。
>私は「孤独」が
>いまいち解らないので、「いじめられていたかどうか」が今でも
>解ってませんし、自分では「周囲の人の行動や感覚」を比べられる
>ようになったのが、30歳を過ぎてからなので、「私は普通」と
>思っていました。
私もそうなんです。孤独を感じて寂しいとか悲しいとかその感覚は今でも言葉としては分かっても実感として分からないでいます。
>もちろん、学校では「協調性がない」と、言われ続けたので、努力
>して「へたくそな歌手の出る歌番組」を観たりして勉強しました。
そうそう!これも同じです。
中高生頃に周りがアイドルに騒いでいたので一応輪の中に入っていましたが、家に帰ればピンクフロイドみたいなのを聞いていました。
>あまり役には立たなかったけど、とりあえず「気の合う友人」は
>数名いましたので、「社交的」だと勘違いしていましたし、苦労も
>会社以外ではしませんでした。
私もおかしな話ですが自分が「社交的」であると今でも思っているところがあるんです。
それと同じように自分が精神的にすごく「強い」のではないかと思っていたりもあるんです。
周りの人たちのように落ち込んだりへこんだりすることなくとにかく家に帰って自分の部屋に入れば外でのことは忘れている、だから「強い」のではないかと自分の中で勝手に思うわけです。
>私が確定診断を受けたのは、去年でしたが、良い事も悪い事も
>あります。「誤診だろう?」というのと「脳の問題だったんだ」と
>いう極端な考え方からなかなか抜けられません。
診断が確定されてもやはりずっしり着地、ということでもないんですね。
>主治医は、私を「ASというより、自閉症」と、診断しています。
>いまいちピンとこないので、そう申し出ますと、「自覚がないのが
>発達障碍の特徴」と、教えてもらいました。頭がぐるぐるなる時が
>あります。
私は何も知らない間には混乱がなく、知識を得るほどに混乱してくる、という感じです。自覚があるか無いかと言えば何を以って自覚というのかさえ分からなくなります。
>私が苦手で、だめだったのが、私の「奇行と感じられる事」から
>家庭環境も元々悪かったので、血縁者とは疎遠です。集団での行動も
>できません。
私も集団、団体、というものが苦手です。
遠足や修学旅行やコーラスなど小学校低学年頃までは何も感じなかったんですが(それでも幼稚園の遠足でなぜか私の母だけがいつも同行していました)
その後は苦しいので逃げたりしていました。
>自分でも家族を持ったのですが、相手も似たような
>感じの人だったので、結局、離婚をして現在母子家庭です。
決心つけられたんですね。
私も結婚以来数え切れないほどの回数「離婚」を考えましたが、どうにか留まっています。
>診断を受けた事で、「良い事」の中に、
>「実は肉体的にものすごく問題が多い」と、いうのを主治医が指示して
>くれていって、他の病院に通う事ができるようになり、だんだんと
>健康に近付いている事です。放置すると危ない病気もありました。
>空間認知がおかしい事からの怪我も減りました。投薬で発作も減りました。
私もかなり肉体的にも問題が多いです。
子どもの頃には2度の川崎病罹患、それにある慢性病で長期入院、小学校はまる2年抜けています。思春期からは自律神経失調症。
脊椎のゆがみやら何やら書き始めたらなんだか「ビョウキ自慢」みたいになりそうなくらいです。
でもここでも「大いなる勘違い」だと思うんですが、そういう身体の不調を乗り越えて子どもを産むところまで来てまあ何とか生活してはいけている、だから「私って本当は滅茶苦茶強いんじゃないか」の考えになってたりするんです。
子どもの時に病気がちの人は丈夫になって長生きする、とかつて言ってくれた人もいたのでそれを信じたりもしていますし。
>診断は「免罪符」ではありませんよ。自分を自閉圏の人間なのだという
>自己解析、自己認識から、(相当な努力、勉強は必要ですが)考えて
>行動をする事も出来るようになる可能性も高いですし、どうしても無理
>な事も「理由」が解るようになるからです。受診を再開するのかどうか
>は、ゆみこさんの考えの準ずるものですが、現在の御家族との関わり方
>の指針にはなる可能性は高いと思います。
私は多分「自分には無理、ダメなんだ」ということからさえ逃げていて「強い自分」だと思い込もうとしている面があるような気がします。
理由が解れば逃げる必要もなくなるかも知れません。
受診は今のところやはり正直しんどいですが、
家族との問題、特に子どものことはやはり逃げるわけにはいかないので今すぐとはいかなくても逃げでない方向へ持って行きたいと思っています。
>生まれ持った、どうしてもあらがう事のできない事はあります。
>おそらく定型発達の人にもあるでしょう。
そうですよね、ラクに生きている人などいない、ということはこの年になるとやはり感じます。
>でも、対処の仕方や工夫で、方向性は常に変化します。
>あまり御自分を責めないようにしてくださいね。
ありがとうございます。
それにしてもマキナさんは文章が的確で解りやすくお上手ですね。
私は作文はどうも苦手で上手な方なら一言で済むところをついダラダラと書いてしまいます。
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