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▼iceさん:
こんにちは。
”言語発達の遅れ”がある小2の息子を育てている母親です。
息子はアスペルガーではなく、非定型自閉症という診断を頂いていますが、
アスペルガーも非定型自閉症も一部同じような特徴をもっているので、いつもこちらの掲示板を拝見してします。
私自身は10年近く金融機関の営業窓口の経験があり、また後輩の指導経験もあります。
iceさんが聞きたいことと違うかもしれませんが、お仕事に支障があるようなので、もし私が職場の先輩だったらiceさんにこんなことをアドバイスするかな?と思うことを書いてみます。
>相手の話を聞こうとするとすぐ頭が混乱してしまって私がメモするところをお客さんにメモられたり、何回も同じ説明を要求したり固まってしまったりした挙句、「ワカンナイかな?」とか言われる毎日です。。
とありますが・・・。
窓口業務で大事なことは、申請者(お客さん)が入所条件に当てはまるかを確認し正確な必要書類を提出してもらうことです。
もしiceさんが理解できない言葉や内容があっても、申請者はわかっていて、きちんと書類が書けて、申請に必要な書類をそろえてくれれば、とりあえず問題はないと思います。
案外、申請者のほうが書類を書き慣れていることもあります。
書類に書けないような補足事項は、メモを渡して「すみません。書いてもらえますか?」と最初から申請者に書かせちゃうのも、私は一つの方法だと思います。
iceさんは、わからないことを理解しようと勉強しているなんてりっぱですが、仕事では、経験を重ねるうちに覚えていくことも多いです。
初めの頃は私も失敗もたくさんしました。
そして、先輩やお客さんに教えてもらいながら少しずつ成長していったのだと思います。
是非、失敗経験を大事にしてください。
ノートを作って、覚えたことは記録しておきましょう。
また、困った時に一人で抱え込まないで、他の職員に声を掛けて、一緒に話を聞いてもらうとか、相談することも、とても大事なことです。
申請者とのやり取り(説明)が難しければ、お勤めの市役所のホームページまたは広報誌に、保育園の「入所の基準」や「提出書類」が記載されているものがあると思いますので、そういうものを広げて「この条件に当てはまっていますか」とか「この書類が必要です」と申請者に見せながら、一緒に一つ一つ確認するのはどうでしょうか?
書類の記載も、《記載例》を作って、申請者に《記載例》を見ながら書いてもらうなど、言葉での説明が少なくてすむような工夫をしてみてください。(すでにやっていらしたらごめんなさい。)
iceさんがアスペルガーかどうかはわかりませんが、『市役所の窓口で保育園の入所を受付する仕事』は、一通り覚えてしまえば、言葉に難を抱えていても比較的働きやすい業務内容ではないのかな?と思いました。
仕事を覚えるスピードは人によって違うので、iceさんは覚えるまでに少し時間が掛かるのかもしれませんが、前向きですから”きっと覚えられる”と思います。
頑張ってくださいね。
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