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▼火の鳥さん:
こんにちは
>アスペルガーをもつ男児10歳現在小学4年です。
新5年生。 周囲は真剣に受験に取りかかり始める中で火の鳥さんに焦りが出てきていらっしゃるご様子ですね。
あまり無理な努力をしないでも入学が可能そうな、全入に近い学校を下見なさり、公立との比較をしてみると、焦りが静まるかもしれません。
>ご存知の通り自分のしたいこと以外はすべて嫌なので、勉強もとてもいやがっていますが、
お子さんご自身が自分で「私立中学に入りたい」という気持ちになることが、今は大切だと思います。
実際に目で見て、その場の雰囲気を身体で実感し、在校生と会話をし、「その中学に通う自分」をイメージすることによって「やる気」が出てくる方があります。
お子さんは年齢的に心身の急変の時期を間近になさっています。
成長とともに、幼さがなくなり、急速に集中力が高まる可能性もあります。
逆に思春期のトラブルが噴き出し勉強どころの話ではなくなる可能性もあります。
発達障害を抱えている場合、いつ、何が起きてもおかしくないという心構えが親には必要です。
心身の状態に依っては公立の方が良い環境を準備できる可能性も忘れない方が、親子共に追いつめられないと思います。
一般的には私学よりも公立の方が特別な支援をお願いすることが容易ですので。
もし、地元の公立校が目に余る状態なら、環境の良い公立がある地域への転居という選択も視野に入れても良いと思います。
もちろん、学力に余裕があることも自己肯定感を持つ上で大切ですし、中学受験をとおしての人間的な成長もあり得ます。
アスペルガー傾向と注意欠陥の傾向を併せ持つ時には、少人数で面倒見が良く、褒めて育てるタイプの暖かい指導をしてくださる塾が向いている方が比較的多いようです。
好きな分野で指導者との信頼関係ができた後だと、嫌いな分野でも取り組む事ができる場合があります。
また、勉強は塾だけで済まし、家では少々の漢字練習と数問の計算問題以外は一切やらないという方針の方が、親子で気持ちよく過ごせるという方もありました。
本人をその気にさせるのが上手な指導者をさがしてみると良いと思います。
気に入ったことなら、一生懸命に取り組めるという素晴らしい才能があるのですから。ご参考までに。
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