アスペルガーの館の掲示板

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[#30235] お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感について fuwafuwa 09/3/29(日) 23:51 [未読]

[#30276] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感に... ネーブル 09/4/1(水) 5:22 [未読]
[#30280] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感に... fuwafuwa 09/4/1(水) 12:15 [未読]
[#30283] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感に... ネーブル 09/4/1(水) 14:31 [未読]

[#30276] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感について
 ネーブル メール  - 09/4/1(水) 5:22 -

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   fuwafuwaさんへ

このテーマにとても共感と興味を抱いたので、書かせていただきます。

そして、めえめえさんのアドバイスは、とても解りやすく、私個人にもありがたかったです。

ASの男性友人が「ごめん」の一言が言えないためのトラブルがあったからです。
友人はすでに40代ですが、挨拶とか謝罪が言えなくて、よく傲慢な人と誤解されます。

fuwahuwaさんのコメントを機に、友人に改めて聞いてみました。
「謝罪については、とにかく自分の概念に無い感覚なので、思いつかないんですよ」

「思いつかない?  テーブルのコップをひっくり返して相手に水が流れ服を濡らしたときも、とっさに、あ、申し訳ないとは、感じなかったということ?」

「そうですね。説明されると、確かに申し訳ないにたどり着くんだけど、その時は、水がこぼれた→拭かなくてはいけない・・までですね」

「じゃ、説明されたときに謝ろうとは思わないの?」

「説明されたら、理解しますよね。理解したということは反論の余地がなく納得できたということですから、それで良いのではないんですか? それでもまだ謝れと言うのは抵抗がありますね」

「ふぅん・・・じゃ、挨拶は?」

「挨拶の意味になんだか納得がいかないんですよ。質問や返答なら必要性があるけど、そもそもあの挨拶って特別必要性があるんですか ? 。僕にとっては、したければすれば ? というほどのことで、強制されると違和感があるんですよ。文化に挨拶が無い国ってないのかなぁ」

「そっかぁ・・・挨拶に違和感ねぇ」

もともと彼は仕事上の同業者で、個人作業はとても優秀だったのですが、営業に配属されたとたんトラブル続出で退職。
でも、いつもにこやかでフレンドリーな雰囲気があるので、友人はたくさん居ますし、家族や友人関係でまかなえるうちは良かった・・というか、周囲も気にしなかったのです。
40代になって失職してからの診断でしたから、彼は「もっと早く自分のことを知っていれば、仕事に関しても自分の適性で出来る職種を自覚し、自分の適性のテリトリーを守ることが出来ただろうに」と、悔しがっていました。

若いうちからのソーシャルスキルの学びは、大人になってからよりずっと有効でしょうし、職業の選択にも無理の無い指針ができると思いました。

[#30280] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感について
 fuwafuwa  - 09/4/1(水) 12:15 -

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   ネーブルさんへ

 ありがとうございました。
当事者の方の言葉は、すごく息子の世界を理解するのにつながります。ありがとうございます。その40代の方とお話したいくらいです。^^;

 謝る事への必要性や挨拶への必要性...本当に、彼らにとっては不要なものでしかないのですね。
うう。

 最近は、「君にとって必要とは思えなくても、社会の中で生きていくには必要だから、『ふり』でいいから挨拶、お礼、謝罪をしろ」と言っています。でも、大変不機嫌に・顔も向けずにごにょごにょと「ーはよお」(おはよう)などと言われても、相手はかえって気分が悪くなってしまいます。

 うう。。難しい。

[#30283] Re:お礼・謝罪の言葉を使う事への不快感について
 ネーブル メール  - 09/4/1(水) 14:31 -

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   fuwafuwaさんへ

以前、友人の担当の精神科医に
「40歳過ぎて、仕事からリタイアした彼にとって、わざわざ通うタイプのソーシャルスキルトレーニングは無力ですよ。生活の中で、その都度、家族や周囲の人が注意やアドバイスをすることが一番の自然な療育なのです」
と言われました。

友人の親御さんはすでに80歳に近い高齢で「息子は偏屈な性格」と思い込んでいらっしゃるので、今さら障害という現実を突きつけなくても・・と、私もほかの友人達も知らせていません。

友人が子供の頃は、こういう専門分野も発達してなくて、誰もASや療育的関わりという言葉を知らずに生きてましたものねぇ。

友人はとても理論派タイプなので、こう言えばああ言う状態になり、時々、私とその友人の会話は「へ理屈選手権 決勝大会」みたいになります。

彼が我が子だったら、日々の生活がどれほどのものだろうとおもいます。でも、この友人と対峙したおかげで、fuwafuwaさんのコメントに、首がもげるほどウンウンと頷けたので、本来fuwahuwaさんの悩みや不安やご苦労に及びもつかない私が、なんだかfuwafuwaさんになぐさめられたような・・・上手く表現出来ませんが、ともかく勝手に私の気持ちがマッチしたような気がしました。

不自然かもしれませんが、ありがとうございます、というのは私の方です。


>ネーブルさんへ
>
> ありがとうございました。
>当事者の方の言葉は、すごく息子の世界を理解するのにつながります。ありがとうございます。その40代の方とお話したいくらいです。^^;
>
> 謝る事への必要性や挨拶への必要性...本当に、彼らにとっては不要なものでしかないのですね。
>うう。
>
> 最近は、「君にとって必要とは思えなくても、社会の中で生きていくには必要だから、『ふり』でいいから挨拶、お礼、謝罪をしろ」と言っています。でも、大変不機嫌に・顔も向けずにごにょごにょと「ーはよお」(おはよう)などと言われても、相手はかえって気分が悪くなってしまいます。
>
> うう。。難しい。

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