アスペルガーの館の掲示板

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[#30408] アスペの大学継続について ショップ 09/4/21(火) 10:17 [未読]

[#30428] Re:アスペの大学継続について フリージア* 09/4/23(木) 21:17 [未読]

[#30428] Re:アスペの大学継続について
 フリージア*  - 09/4/23(木) 21:17 -

引用なし
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   ▼ショップさん:
要領を得ない長文になってしまう失礼をお詫びします。

>いきなり今日退学届けを出したというので、今朝、大学に電話し取り消して貰い、ひとまず休学にすることにしました。 

急な展開で驚かれたことでしょう。ご子息の行動力にも感心しています。一方で大学側も親身になって下さることがわかって良かったですね。

大学生になっての躓きですが、原因が今にあるとは限らず、長い年月の間に少しずつ溜まってきた無理がとうとう我慢できないところまで来てしまったという可能性もあります。 
そのような場合には、ご子息が回復されるには長い時間がかかることもあり得ます。
エネルギー切れになってしまった時には、燃料が溜まって動き出すまでは周囲の手助けがあっても利用出来る状態では無いかもしれません。
ですから、大学の支援があれば動き出すと期待しすぎない方が良いかもしれません。(大丈夫かもしれませんが)

>親なので子供の気持ちを優先し良い方向で成長してもらいたいと思うのが本心ですが現実はなかなか難しく、時間ばかり流れジレンマだけが残る毎日です。

ご心情、とても良く理解できます。 それでも、決して無駄な時間が流れる訳ではないことが、後からわかると思います。 ご子息にとっては、今は「止まって考える」ことが必要な時期に来ていらっしゃるのだろうとも思います。 

>長男が高校生の時に高校が不信に思い、国立の心身障害者センターに調査してもらったところ、ASと言われましたが、今本人に、刻印すると本人が生きにくいだろうという配慮で今に至ってるので、主治医はいません。

洞察力のある、良い高校に通っていらしたのですね。高校に連絡をして、そのセンターの医師にコンタクトなさってはいかがでしょうか? 
仮に診断をして下さった方は外来診療をしていない機関の方だったとしても、専門医を紹介して下さる可能性は高いです。
ご本人が自己理解を進めるにあたって専門医(主治医)の存在は、とても心強いものになります。 また、かつての診断の理由などを細かく教えて頂くことも、今後の為に役に立つことでしょう。

大学で(精神科の)校医の先生をご紹介頂くのも専門医に出会う為の一つの方法となり得ます。しかし、校医の先生は必ずしも発達障害に詳しいとは限らないので、その点は確認なさった方が良いかもしれません。

>家庭では、主にパソコンとの向き合いが多い以外は生活習慣には問題ないです。
それを聞いて安心致しました。
社会で躓きを持った時には、同時に欝や強迫や対人恐怖などを併発することも良くあるからです。

>本人も周囲との違和感に気づき混乱しはじめてますがアスペルガーを告知するのは、やはり焦らないほうが良いのでしょうか?。

状況や性格をきちんと理解していないので、本当に勝手な推測というか感想を書かせて頂きますね。
高校生の時の診断時にどのような心理検査が実施されたかわかりませんが、確定診断では無かった可能性もあるのかなあと思うのです。
(ご本人の状態や周囲との関係にも依るとは思いますが、)アスペルガーだと確定的な告知は避けられた方が無難かと思います。

自閉傾向の強さは連続した概念で語られる事が多くなってきています。
そして、その何処からをアスペルガーと言うかどうか?という判断基準が医師によってかなり異なっているのが現状です。

高校生のときに診て下さった医師は、教育上アスペルガーと推定して対応することを勧めただけかもしれません。
教育現場では、グレーであっても自閉傾向を持つと仮定して対応することでデメリットは少なく、メリットが大きいのです。

もしかしたら新しく主治医になって下さる医師は「アスペルガー」という名称をかなり狭く採り「典型発達の範囲」という言い方をなさるかもしれません。
社会福祉の観点からはアスペルガーという診断を下すことは少し狭く考えないと(社会資源に限りがある以上)困るという社会的な背景もあります。
社会から支援が得られない状況でのレッテル貼りはデメリットが大きいので診断名を安易につけないようにするわけです。

一般的にはこのような差異がありますので、確定的な告知をしてしまうと、「お母さんはアスペルガーだと言ったのに、医師は違うと言った」と、いうような無用な混乱を招くかもしれないと心配になります。

この意味で、もしかしたらという「可能性の示唆」や「心理検査を受ける方向への誘導」というような穏やかな導入をなさったり、主治医と連携が取れてからの告知の方が良いのかなあという気持ちが私は致します。

でも、ご子息の性格を全く知らないで勝手に感じている事ですので全くの的はずれでしたら申し訳ありません。
自己理解が進むことで、ご子息に合った道が拓けることを願っています。

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