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管理人です。
この話題はなかなか奥が深い話題だと思います。そして口話のコミュニケーションと文字のコミュニケーションではまた質が変化する印象があります。
それと同時にここ数年いわゆる「定型発達」の方とのお付き合いが増えたことで、診断基準を満たさないまでも、コミュニケーションの問題で悩んでいる人は意外と多いことに気づかされています。
昔なら今まで培ってきた経験やフィーリングで何とかなってきた人も、コミュニケーションの形態が複雑になるにつれ、今までのやり方が通じなくなり、コミュニケーションのスキルを学んでいる定型発達の人がいます。
ビジネス関係ではコミュニケーション関係のセミナーや講習が乱立しています。「こんなに需要があるんだ」と驚いています。
>ところが最近は、スペクトラム(連続体)という言葉が一人歩きして、
>「世の中の人にはみんないく分かの自閉的要素がある」という
>迷信が広まっているのではないか、とワタシは危惧しております。
自閉的要素、というのは誰にでもあると私は感じています。ただその要素が一定以上に強いか弱いかは違いますし、人付き合いの形態によって変化するのではないでしょうか。
私も以前は定型の人というのはもっとバランスが良く、色々理解していると思っていました。でも案外そうではないんだな、とも思っています。
ただASDの人がコミュニケーションを身につけるのは第二言語を学ぶようなものであることも理解しています。私自身、詳しい人が見ると日本語に詳しい外国人が微妙にことば遣いが間違っているような違和感があるみたいです。
でもたいていの場合はその場のニーズに合った行動がある程度取れていれば問題にならないのですから、場面やコミュニケーションの目的による問題は大きいと感じています。
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