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▼理解できずに居ます。さん:
はじめまして。アスペルガー当事者です。
お読みになったのは『大人のアスペルガー症候群』(佐々木正美、
梅永雄二監修)でしょうか。
これは確かに良書ではありますが、こういった本の常として、
当事者側の視点をまず知ってもらおうという観点からできていますから
支援のありかたについては、まあ理想的な構造を描いております。
家族にとっては、いきなりアスペルガー症候群と言われて即座に
受け入れられるものではないのが通例ですし、本にあるような理想的な
支援は、家族や周囲の状況に余裕があってこそだと思います。
スレ主さんはうつ病で通院中、ご主人も職を変えて生活が困難など、
スレ主さんご自身が余裕がなく困ってらっしゃるのに、本にあるような
支援や、秋桜さんがおっしゃるような対応は、難しいと思います。
まず、スレ主さんは今はご主人の支援どころじゃなく、
ご自分の治療を優先なさってはいかがかと思います。
主治医がどういう理由で「ご主人はアスペルガー症候群の可能性が」
とおっしゃったか、まず主治医に確認してみてはいかがでしょう。
その上で”私は今主人の支援までできません””どうしたらいいか”
と相談してご覧になることをおすすめします。
以下は余談ですが…
ワタシ自身もうつ病で通院治療した経験もありますが、うつのときは
ただでさえ被害的に受け止めてしまう傾向があったように思います。
ダンナが理解がない、思いやりがないと嘆いて、余計自分の抑鬱に
拍車を掛けていましたが、後にダンナのほうもどう接していいか
わからず混乱していたことがわかりました。
今思えば、ワタシも「こうしてほしい」(例えばこれをやってほしい、
こういうことはやめてほしい等)と具体的に告げていませんでした。
家計に関する不安、配慮ない態度に対するクレーム等、不安不満を
漠然と抱えているのではなく、一つ一つ具体的に解消していくことが、
うつ病の治療に役立った気がします。
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