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▼南美さん:
管理人です。いくつか気になることがありました。
>私は、アスペルガーだからと言って、排除しようとは考えていません。
>皆同じ人間に変わりはないのですから。
>高度知的障害は、大昔から居たと思います。
高度知的障害ということばは医療現場ではほどんど使いません。重度知的障害や重度精神遅滞ということばはありますが、これはIQ20から34といった状況に用います。
南美さんがおっしゃりたいのは高機能自閉症や高機能広汎性発達障害のことでしょうか?これは一般的にはIQ70以上の人を指します。つまり知的な問題があまりない、もしくは全くない人のことです。ここでいう知的な問題というのは知能検査などの検査結果のことです。
>色々な人に相談して思った事ですが、昔は、結婚する時に、必ず仲人が居て、家庭の問題を責任持って面倒見てくれていたんだけど、と話してくれた方が居ました。
>昔は、ご近所が皆で協力して色々な問題を解決してくれていたように思います。
>アスペルガーの特徴や対処の仕方などを読むと、昔は、周りの人の多数の意見を取り入れ、『指導』してくれていたのではないかと思えたりしています。
これは必ずしもそうとは言えなかったと私は感じています。私の個人ページのところにも書きましたが、私の祖父母はアスペルガーを疑わせる言動が多い人達でした。仕事柄もあってか人の話を聞くような人ではなく、色々大変だったようです。
母が育った環境はネグレクトに近い状況だったようで、8歳年上の姉や一時期同居していた祖父の妹に助けられて何とか育ったそうです。
兄弟や親せきの数が多かったことで助け合えた面もあったかもしれませんが、親族のために犠牲になった面も多かったと両親の様子を見ていると感じます。
相互に助け合えるシステムは必要ですが、親族のように強い縛りだとそれはそれでストレスになります。今の日本は社会制度の転換期であるだけに不十分なことがたくさんあるのだと私は考えています。
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