アスペルガーの館の掲示板

[ ホーム | 趣味の掲示板 | 旧掲示板 ]

※この掲示板は終了しました。閲覧のみ可能です。
※医療や福祉の支援を必要とするときは、発達障害者支援センターに問い合わせください。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
1517 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→

[#31267] ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/17(金) 1:33 [未読]

[#31385] 老爺心の余計なお世話 ヒゲ達磨 09/7/26(日) 23:54 [未読]
[#31420] Re:老爺心の余計なお世話 もかか 09/7/30(木) 9:00 [未読]
[#31440] 産婦人科ではありません ヒゲ達磨 09/7/30(木) 18:46 [未読]
[#31449] Re:産婦人科ではありません もかか 09/8/1(土) 9:49 [未読]

[#31385] 老爺心の余計なお世話
 ヒゲ達磨  - 09/7/26(日) 23:54 -

引用なし
パスワード
   老婆心、じゃなくて老爺心の余計なお世話だと思いますが、
自分の身体的性別に違和感を覚える「性別不快症候群」を背景にお持ちですから、性差医療に携わっている医師の方が、(一般には女性外来の看板を掲げている)内分泌の専門医よりもモカカさんの全体像を知った上で診療、相談に適しているのではないかとおもいます。日本の性差医療は、米国のジェンダー医療の影響を受けていますが、ジェンダーでわかるように性同一性障害が視野に入っています。MTFの方は、女性外来で初診を受けることが多いと聞いております。こうしたことを何も知らないであろう内分泌の専門医よりも、知識として持っている、実際に診たことがあるかもしれない性差医療に携わっている医師の方が適しているのではないでしょうか?

また、甲状腺だけでなくモカカさんの困り感全体を相談なさったらどうでしょうか?

成長ホルモンGHと女性ホルモンは不可分の関係にあります。
生理周期の原点は女性ホルモンやその調節系(エストロゲン-卵巣刺激ホルモン-卵巣刺激ホルモン分泌刺激ホルモンによる負のフィードバック調節)ではありません。成長ホルモン(GH)-インスリン様成長因子1(IGF1)システムがその引き金になっています。

女性ホルモンだけではありません。GHは様々なホルモン、たとえば、甲状腺ホルモン(甲状腺ホルモンの抹消での活性化)、ステロイドホルモン、インスリンなどの成長因子のほか、サイトカインと許容作用 や拮抗作用を示します。

IGF1を介して成長因子としての作用を示しますが、GH固有の作用としてエネルギー産生調節、水の出納、カルシウムなどの電解質調節、脂質やブドウ糖代謝、免疫細胞の機能に直接関与します。

また細胞の分化全般に調節的に関与します。

神経系にも作用を有します。高次中枢機能の過剰な応答に対する抑制系にも関与し、感情表現、意欲の調節、性格の制御、食欲の調節などにも関与します。多細胞生物としての生命が持つすべての機能をコントロールするホルモンといっていいと思います。

ホルモンレベルではなくホルモン濃度の時間当たりの変化率がホルモン作用に重要なわけです。

参照 http://sugp.int-univ.com/Material/Medicine/cai/text/subject06/no13/html/section2.html

[#31420] Re:老爺心の余計なお世話
 もかか  - 09/7/30(木) 9:00 -

引用なし
パスワード
   ヒゲ達磨さんへ

いつも色んな資料とお返事有難うございます!
どの様に返信しようかと考えている内に遅くなってしまいました
すみません。

>自分の身体的性別に違和感を覚える「性別不快症候群」を背景にお持ちですから、性差医療に携わっている医師の方が、(一般には女性外来の看板を掲げている)内分泌の専門医よりもモカカさんの全体像を知った上で診療、相談に適しているのではないかとおもいます。日本の性差医療は、米国のジェンダー医療の影響を受けていますが、ジェンダーでわかるように性同一性障害が視野に入っています。MTFの方は、女性外来で初診を受けることが多いと聞いております。こうしたことを何も知らないであろう内分泌の専門医よりも、知識として持っている、実際に診たことがあるかもしれない性差医療に携わっている医師の方が適しているのではないでしょうか?
>また、甲状腺だけでなくモカカさんの困り感全体を相談なさったらどうでしょうか?
丁度病院のどの科を受診しようかしらと考えていたところだったので、アドバイス非常に助かりました!
なるほど、確かに内分泌系の科にかかった所で、果たして、どこからどこまでを聞いて貰う事ができるのか?話せば良いのか?わからず不安だったので、ヒゲ達磨さんのおっしゃる様に産婦人科に診て貰う事にします。有難うございます。

>成長ホルモンGHと女性ホルモンは不可分の関係にあります。
>生理周期の原点は女性ホルモンやその調節系(エストロゲン-卵巣刺激ホルモン-卵巣刺激ホルモン分泌刺激ホルモンによる負のフィードバック調節)ではありません。成長ホルモン(GH)-インスリン様成長因子1(IGF1)システムがその引き金になっています。
>女性ホルモンだけではありません。GHは様々なホルモン、たとえば、甲状腺ホルモン(甲状腺ホルモンの抹消での活性化)、ステロイドホルモン、インスリンなどの成長因子のほか、サイトカインと許容作用 や拮抗作用を示します。
>IGF1を介して成長因子としての作用を示しますが、GH固有の作用としてエネルギー産生調節、水の出納、カルシウムなどの電解質調節、脂質やブドウ糖代謝、免疫細胞の機能に直接関与します。
>また細胞の分化全般に調節的に関与します。
>神経系にも作用を有します。高次中枢機能の過剰な応答に対する抑制系にも関与し、感情表現、意欲の調節、性格の制御、食欲の調節などにも関与します。多細胞生物としての生命が持つすべての機能をコントロールするホルモンといっていいと思います。
>ホルモンレベルではなくホルモン濃度の時間当たりの変化率がホルモン作用に重要なわけです。
>参照 http://sugp.int-univ.com/Material/Medicine/cai/text/subject06/no13/html/section2.html
 私が思い描いていた以上に体の仕組みは、非常に複雑みたいですね。
まさか成長ホルモンが他のホルモンや神経系にまで影響を及ぼしているような存在だとは知りませんでした。通りでFtMの方や、MtFの方で体の性別とは異性のホルモン注射をすると、常にイライラして情緒不安定になったり、寿命が縮んでしまったりするのですね。納得しました。
余談です。私は学生時代にコンビニでバイトをしていたのですが、近くにあるオカマバーのMtFの方はTVのバラエティー番組の様な面白いイメージとは打って変わって、常にピリピリされていて怒鳴られる事もよくありました。(苦笑)

 仮に私が、産婦人科で受診して女性ホルモン投与が必要であると診断されても、セカンドオピニオン等をして慎重にホルモン投与については考えていきたいと思います。

親切なアドバイスに感謝します。有難うございました!

[#31440] 産婦人科ではありません
 ヒゲ達磨  - 09/7/30(木) 18:46 -

引用なし
パスワード
   ▼もかかさん:
>丁度病院のどの科を受診しようかしらと考えていたところだったので、アドバイス非常に助かりました!
>なるほど、確かに内分泌系の科にかかった所で、果たして、どこからどこまでを聞いて貰う事ができるのか?話せば良いのか?わからず不安だったので、ヒゲ達磨さんのおっしゃる様に産婦人科に診て貰う事にします。有難うございます。

性差医療の女性外来と産婦人科は別物とお考えください。

お近くの女性外来は下記から検索してください。

性差医療情報ネットワーク NAHW

http://www.nahw.org/

[#31449] Re:産婦人科ではありません
 もかか  - 09/8/1(土) 9:49 -

引用なし
パスワード
   ヒゲ達磨さんへ

>性差医療の女性外来と産婦人科は別物とお考えください。
>お近くの女性外来は下記から検索してください。
>性差医療情報ネットワーク NAHW
>http://www.nahw.org/
思い込みが激しくてすみません!
調べて受診してみます。有難うございます。

  新規投稿 ┃ツリー表示 ┃一覧表示 ┃トピック表示 ┃検索 ┃設定  
1517 / 5056 ツリー ←次へ | 前へ→
ページ:  ┃  記事番号:   
1877797
(SS)C-BOARD v3.8.1β4 is Free.