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▼里美さん:
はじめまして。
当事者、女、20代のクロムと申します。
自分もデイケアに通い、同じようなことがありました。
ストーキングではありませんでしたが、最初仲良く話をし、デイケア外でも遊んだりしていた同じASの人の無神経な発言が重なって、付き合いをやめるのが大変でした。
最初はもちろん傷つけたくないので相手を避けていつもの外出を何度も断ったりして遠まわしに一緒に居たくない風に振る舞ったつもりでしたが一切伝わらず、
結局「あなたと遊びたくないと思っている」と直接言わざるを得ませんでした。
相手も納得できるまで理由を尋ねてきて、こちらは相手を傷つけないようにあえて言わなかっのですが仕方なく理由を言うと、「それは違うんです」と延々反論が来ました。
彼は「誤解」を解けばなんとかなるといつまでも思っているようで、最後は厳しい言葉ではっきり断らざるをえませんでした。
彼にもストレスになったと思うし、自分もこれからも病院で出会うのに、刺されてしまうのではないかとか妄想的になったりして、お互い遺恨が残りました。
>そのAS男性と接してみて、他人に「不愉快だ」と伝えることがどれほど不快感を伴うか、そして言われた相手をどれだけ傷つける結果になるのかよく分かりました。そして、自閉症とは傷つかなければ理解できない脳なのだと改めて思い知りました。
>私も含めアスペルガーの人は、遠まわしな表現よりはっきり言ってもらいたいと願う割にはハッキリ言われると傷ついてしまう。若しくは想像力の障害からか、自分は「不愉快」といわれても気にしないからそのくらい相手に言っても何も感じない方もいる。
ほんとそうですね。頭で分かっていても、わが身にならないと言われたことがどう感じるかなんて分かりません。
>長々と語ってしまいましたが、私もAS男性と同じように傷つかないと物事を理解できません。全く傷つかない方法は無理だとしても、大ダメージを受ける前に相手の不快感のサインを読み取るスキルはどのように身につけたらいいのでしょうか。
めえめえさんもおっしゃられているように、「相手は自分と違う感じ方や考え方を持っている」事を常に意識するしかないと思います。
それを心がけているのと、知らないのとでは大違いだと思います。
思い返してみれば、自分は「相手には相手の考えがある」ということをわかるようになる過程には、何度か大きな傷つきがありました。引きこもるぐらいの。
だから分かるためには必要なのかもしれない。
意識しすぎると、相手が自分と違うことを感じている可能性はありすぎて、体のサイン、表情、視線、口調、言葉、全部にアンテナを張るのはとても疲れます。
張り詰めすぎて、相手が意図しないメッセージまで読み取ってしまう。
そうやってしていても、肝心なところが抜けてしまうことがある。
それに相手の感じ方や適切な反応を考えている間は自分がおろそかになりがちで、相手に入られやすい。ASに限らず、無遠慮な相手に入られやすいと感じています。
自分は失態なく、不快感を与えず振る舞いたいと思っている。恥ずかしいこと、傷つくことは避けたい、けど、そう思うほどにぎこちなく、堅苦しくなってしまって、相手もつかれさせてしまう気がします。
いつしか恐怖心が強まり、
ほどよいアンテナは、難しい。なるべく人と関わらない。これが自分の答え。
場数をこなせ、とか、経験で調節できるようになる、とか、
前向きな成功例を待っています。
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