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[#31267] ジェンダーに疑問。 もかか 09/7/17(金) 1:33 [未読]

[#31517] Re:ジェンダーに疑問。 手毬 09/8/6(木) 13:37 [未読]

[#31517] Re:ジェンダーに疑問。
 手毬 メール  - 09/8/6(木) 13:37 -

引用なし
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   もかか様

すみません。家庭の事情で、しばらくパソコンから離れていまして、お返事が送れました。関東の実家へ行っていまして、そちらには、パソコンがないので、レスをする時間が遅くなりました。ネットカフェで、もかかさんのレスを読ませてもらいましたが、多忙で、時間がとれず、今になりました。

お返事ありがとうございます。重いテーマでありながら、無視した形になり、無責任な形で間をあけたこと、お詫びします。


>フェミニズムについて、非常に深いお話になってきて、正直内容を理解する事が難しくなって来たので、少しネットでフェミニズムについて勉強させて頂きました。
>奥が深いです!
>
私とフェミニズムとの関わりは、10代の後半からで、はじめて手にしたのが、犬飼智子さんの著書で、初めて読んだときに、自分が、「女子」として存在している上での不快感を払拭する、大きな清涼感、というのでしょうか、一言で言えば、溜飲が下がった気分で、感動したことがありました。それまでは、ウーマンリブ、と言えば、あまり印象の良いものとして認知されていなかったようでしたが、当時の自分にとっては、そのような考え方を声高く啓蒙する、同性の先輩の存在は、何よりの慰めでありましたし、何より、彼女たちのような考え方の同性が、男性からも、同性である女性からも、否定的に扱われることは、自分が攻撃を受けたと同じ絶望を感じていました。

>>20代の頃でしたが、<フェミニズムの関係者だったにもかかわらず、彼の威圧的な態度に対して従順だったので、????だったことがありました。彼女は、人々の動きにそつなく適応できる、普通の定型発達の適応をしていただけだと、診断を受け、本を読むうちに後で納得しました。当時は、東京で一人暮らしをしていて、フェミニストといわれる女性達と、度々話をしたことがありました。
すみません、補足します。上京して、彼女に出会ったことは、大きな希望でした。彼女は、いわゆる、団塊の世代で、男性の前での態度と、20歳年少の同性である私との間の態度は、(当然ですが)明らかに、違っていて、フェミニズムというものを男の人は分からない、若い女性も何も知らない、だから私が教えなければいけない、と言うスタンスでした。私は、小説を書いていて、それを発表しましたら、これは女性差別を描いたものである、と、彼女から賞賛されたことを、共感されたと勘違いしていたことがありました。そこに、自分と他人の認識のはき違えがあったのかと、今になってようやく思い至ります。

>私も当時の手毬さんの立場であれば、きっと同じようにその『フェミニズム関係者の女性』の行動が理解できなかったと思います。
>
そうですね・・・・フェミニズム関係者の女性こそ、むしろ、そういう差別の機敏を知っているだけに、人によっては、意図的に古風に振る舞う事もあると思います。


>実は、私もこれと似たような体験をしていた事があり、ずっとその事について疑問に感じていたのですが、自分がASだと理解してやっと理解できた事でした。
>その内容と言うのは、この掲示板で書いて良いものか、他の人の気分を害するのではないかと非常に迷った事なのですが、どうやら『フェミニズム』を語る上で関係が切っても切れなそうだと思ったので告白します。
>実は私は同性愛者で、彼女がいます。
私は、男性、女性とともに、恋愛には無頓着で、今の夫と知り合うまでに、恋愛がらみで、付き合うまでに至ったことはありませんが、フェミニズムの関係者に同性愛のカップルがいて、そのカップルの片方から誘われ、結果として断ったことがありました。彼女の経営する店の2回に行くように言われ、薄暗い部屋で彼女と二人きりになったことがありましたが、当時は、それが「誘い」とは分からなくて、単なる知人として、後で、電話で話すうちに、突然怒鳴られ、知人としてのつきあいも終わったことがあり、彼女のパートナーの女性からも嫌われていたようです。

>その彼女がいつも男性と話をする時に、通常よりも声のトーンが上がり可愛らしく対応しているので、何故私と対応する時のような対応で男性と接しないのか?実は両性愛者なのか?と問いただした事が何度もありました。
どうやら、私も、自分の性別を意識しなくても、無意識のうちに、嫌悪感のなおニュートラルな異性なら、そのように振る舞っているのかも知れません。無意識的なだけに、後で気付くのが遅く、同性、異性の双方から、悪い感情を持たれていたかと思います。自分が女性として、どのように振る舞っていることに、意図的に鈍感だった時期がありました。

>後に、彼女の男性との対応は社会に適応した、定型発達者のものだと理解しましたが、私は未だASである自分を理解してから日が浅いので、『お世辞、愛想笑い』といったコミュニケーション力に欠けているようです。
20代前半のころ、知人のつてで勤めた事務所のオーナーから、「手毬さんは笑わないね」と言われました。それが何を指すのか判らず、くだんの団塊の世代の女性と話し、「おかしくもないのに笑えないよ」と言ったところ、そんなことも判らないの?と、怪訝な顔をされたことがありました。

>(論点がズレていたらすみません。また、私は同性愛者だからと言って、
>いわゆる『レズビアン・フェミニズム』や『レズビアン・セパレーティズム』といった思想はありません。また、気分を害してしまったのならすみません。)
>
私自身、恋愛に関心が薄く、同性愛、異性愛につきまして、それを否定する感情も、強く望む感情はありません。もかかさんのおっしゃることで、不愉快なコメントはありませんよ。むしろ、こちらからのコメントで、不愉快にさせていたらすみません。

>一つ疑問に思ったのですが、手毬さんは政治家関係のお仕事をしていらっしゃるのですか?フェミニストの方とよくお話されている様なので。
>
答えは、NOです。くだんの同性愛のフェミニストに、ある女性の連絡先を聞きましたら、トラブルになり、今はつきあいはありませんし、その女性とは、顔だけ会わせたことはあります。実家に戻ってからは、東京での、そういった関係の知人とは縁が切れていましたし、新聞でその女性は、選挙活動をしていたことを知りました。彼女には、個人的に手紙を出したことがありましたが、多忙なことと、大きな面識がなかったので、返事を頂いたことはありません。


>『フェミニズム』について少し勉強したので解りましたが、私達女性はこの思想のお陰で現在在る様々な恩恵(完全では無いですが、女性参政権、育児休暇、セクハラ・DV・強姦・近親姦の禁止、社会進出)を受けているのですね。
>在り難いことです。でも同時に私の中には『反フェミニズム』的な思想も存在します。と言うのは、最近『人工中絶』に対する人々の意識の低下に疑問を持つからです。「子供をおろす、おろさない」この言葉自体に私は非常に嫌悪感を持ちます。簡単な言葉の表れに反して、その言葉の持つ意味の重さが計り知れないものだと思うからです。
私自身、10歳の頃、母に連れて行かれたお寺で、水子供養の札の前で、私が生れる前に自然流産したことと、水子がどういうものであるか、を聞かされ、強いショックを受けたことがありました。ですので、強姦など許せるものではありませんし、それを肯定した、男性中心の娯楽が、女性のジェンダーに組み込まれ、それに呼応するものとして存在ているともなれば、不愉快ですね。若い頃は、それで、恋愛がらみのつきあいを避けていたと行っても過言ではありませんでした。

私の思い違いかも知れませんが、恋愛がらみの情報では、すっぽりと、「望まない妊娠を避けられること」についての発想、女性側の意志の尊重が、すっぽりと抜け落ちていた気がしていました。中絶につきましては、フェミニズムは、両刃の刃と思います。追いつめられると、、子供をおろすことを肯定する思想に傾きそうで、怖いと思います。

26歳の時に、ある知人のつてで、骨に障害のある女性に付き添って、イベントに参加したことがありました。その彼女は、のちに彼女自身と同じ障害のある子供を産んだことを新聞で知りました。


>正直、子供は大好きなので欲しいです。でも子供の周りを囲む環境を想うととても産む気にはなれませんね。悲しいですが。
診断をした医師に、出産と子育てについて相談しましたが、話が混乱して、まとまらなかったことがありました。その時のショックを抱えたまま、出産しまして、そろそろ3年になりますが、やはり、どうすれば、子供を守れるか、その課題は残ります。過去にその骨に障害のある女性に出会っていなかったら、子供を産むことを諦めていたかと思います。

※・・・長くなるので、一旦切りました。長文ですみませんが、続きます。

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