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▼もかかさん:
ジェンダーに疑問。
びっくりするくらい共感できます。
私はずっと女子高でしたが、大学に入ってからはじめて、「女として見られる」という体験をしました。
ちやほやされるのにも驚きましたが、女らしくあってほしいという相手の願望に合わせているのが、とてもしんどかったです。
大学は、みんなおしゃれをしてきていて(文系キャンパスしかなかったので)自分も女の子らしい格好をして、顔立ちが癒し系といわれるので、そんなキャラクターを演じていました。
それを演じるために、何も考えずにぼんやりしているんだけれど、無防備な表情で微笑める訓練とか、いろいろなことをしていました。
そのときはしんどかったですが、自分が変なことをしているとは思っていませんでした。
高校までは、リーダーシップをとるタイプで、みんなから一目置かれるけれどじゃれあう相手ではないみたいな位置づけで、はしゃぎあえる女の子たちがうらやましかったのもあり、
いろんな人が心を開いてくれて、自分の側で弱音を吐いてくれて、
自分は必要とされているし、受け入れられているとはじめて感じることができました。
勉強に打ち込むよりも、くまをつくらないように早く寝て、ストレッチやマッサージはかかさない。それで、みんなが気持ちよく休みに来てくれる人間でいたいと本気で思っていました。
勉強をおろそかにしたので成績も下がり、中退してはたらいてみてから、仕事の場では愛嬌よりも実力なんだと(容姿もある程度は重要ですが)思いました。
今もまだ少し、あのころのように誰も責めず誰からも責められない生活をしたいと思うこともあります。
ホステスさんみたいですよね。
ただ、お金のためじゃないからこそ、素敵な時間をもてるのですが。
自分の話になってすいません。
私は、ジェンダーという扱いにくい壁にぶつかって、
そういう経験をしました。
大学時代は、異性として見られていると分かっても、笑ってかわしていましたが、
今は、あんまり居心地がよくないということを伝えるようになりました。
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