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▼ふうさん:
お初にお目にかかります。
アスペルガー当事者のPOLINECIAと申します。
ちょっとした事情があり、
とある障害のある子どもの里親なんかもしております。
1.子どもが愛せないということについて
ある意味では自然な感情なのかなという気もいたします。
というより、家族愛という愛自体が人間の感情としては、
かなり不自然と言えなくもございません。
多くの保護者が血のつながったわが子ならば、
無条件に愛せるはずだという信仰の類を持っていなければ
子育てなんて苦行は成り立ちませんしね。
あたしの場合は、
里子になってくれた子と相性が合ったから
たまたま一緒に暮らしているだけ。
2.具体的な対応について
という訳で1.のような前提に立つならば、
どうしても耐えられなければ、
子育てを大勢の人に分担してもらう,
他の人に代行してもらうというのが選択肢の1つとなるでしょう。
要するにふう様がある程度仕事で認められていたのであれば、
仕事の世界にある程度は復帰してお金を稼ぐ。
そして、そのお金でお子様を仕事が終わるまで預かってくれる場所を探すか、
子どもの養育を代行してくれた相手に養育費や謝金をきちんと入れる
なんて方法もございます。
必ずしも実の子なのだから、
ふう様が直接手をかけて育てなければならないという訳でも
ないんでございますよ。
どうしても家族関係がうまくいかないなあという時は
もっと親密になろうとするよりも
ちょっと距離を置こう,自分が生き生きできる時間を持とう
と考えた方がうまくいく場合もございます。
3.この掲示板に感情を吐き出すことについて
ふう様自体が吐き出すことによって何を求めているかにもよります。
例えば、共感を求めているのであれば、
得られる結果は必ずしも美味ではございません。
例えば、保護者から虐待を受けた経験のある当事者がふう様の思いに
心から共感できるかというと
不可能ではないにしても難しいでしょう。
また、基本的に掲示板に書かれたコメントというのは
批判に開かれているというのが原則。
自分は自由に感情を吐露してもよいが、
他のメンバーはそうすべきではないという訳にはいかないのでございます。
「こんな子どもはいらない」
という感情を吐露することが許されるのであれば、
他のメンバーが「そんなことを言う保護者はあってはならない」
という感情を吐露することも認められなければなりません。
そういう意味でふう様が心情を吐露することで
何を求めているのかをよく熟考してみることをお勧めいたします。
そうすれば、どこで心情を吐露すれば
求めるものが得られるのか
自ずから定まってまいりましょう。
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