|
里美さんへ
>私は定型発達の人というのはもっとバランスのとれた人たちだとずっと思い込んでいたのですが、必ずしもそうではない・そういう職種に就いている人ですら想像力やコミュニケーションに偏りがあるものだと再認識した次第です。
ほんまにそうですわ。私自身、支援センターとかカウンセラーの人に意見する事は多いです。「それでもプロですか?」と思う事たくさんあります(←自分の事はしろうとだからと棚に置きます)
>結論から言うと、自立した人間というのは、定型・非定型に関わらず、自分の特性というものをよく理解しているんですね。
>裏を返せば定型発達者でも自分の得手不得手を把握しきれていない人というのは、なかなか自立できにくいのかもしれませんね。
>目から鱗です。気づかせてくださってありがとうございました。
このコメントにはこちらが目から鱗です。こちらこそありがとうございました。
>自立への道を歩んで意識を改革して、その手の支援者にも対等に渡り合えるくらいの人間になったほうが、人生を無駄にせず済みます。
このコメントで「ハタ!」と思い当たることがありました。
支援者様攻略の参考になると良いのですが・・。
『アスペルガーライフ』というブログで、「表情という困りもの」というテーマで語り合われていますが、ASの人の無意識の表情で、支援者様は誤解をして感情的対応をしている可能性も大だな・・と。
定型者のコミュニケーションには「表情で訴える」という部分が大きいです。
困った表情で相談されたり、悲しそうな表情で「でも」と反論されると、親身になって丁寧に聞いたり、相手の気持ちを尊重する感情が沸きます。
でも、会話しているうちに、相談者が無表情だったり無意味に笑顔だったりすると「エラそう」とか「真面目に聞いてない」と誤解することが多いと思います。
説明しても、相づちやうなづきや受け入れの言葉がないままに会話を続けると「無視された」「聞き流して自分の意見だけ主張している」と勘違いして、「えい、これだけ言ってもわからんのか」という対抗心になってしまう・・というパターンも多いのではないでしようか。
これは、支援者を名乗る職業人も、つい陥ってしまう印象ミスの盲点だと思います。
そしてAS当事者の方も、つい忘れてしまう特性の盲点になってやしないかと思います。
そういうときは、支援をすべき立場なのに、対等感情になってしまっていることに、支援者様は気づかないんですよね。
里美さんが「対等に渡り合えるように」とお考えならば、この「表情」という武器を少しでも会得なさると、定型支援者さまの心理をグイと引き寄せ、納得や反省にまでに至らせることが出来るのではないかと思いました。
とても難しいことなのかも知れませんが・・表情は定型者の最大の弱点ではあります。
|
|