|
▼これからの母2さん:
>私が習わせたくてバイオリンを4歳からやらせています。
>楽しく弾ければ、と思っているのですが、
>不器用な娘には負担なのかと思い始めています。
>今のところ娘は好きだし、続けたいとは言っております。
>好みをはっきり言う子なので、親の顔色を窺って言ってる
>とは思いません。
>ちなみに、字はきれいに書けませんが、絵は上手に書いて
>いて、不器用といっても不思議な感じです。
不器用な子は日常生活を送るなかでなにかと自信を失いがちなので、好きなことを続けて少しでも自信をつけさせるのはとても良いことだと思います。
でも将来レッスンが苦痛になってしまい別のことをしたいという気持ちが出てきたら、その意思を尊重したほうがよいとわたし自身の経験から強く思います。
>絶対音感など音楽の才能に恵まれていらっしゃる方も
>いらっしゃりケースバイケースだと思いますが、
>小さい頃に楽器を習っていた体験談を教えていただけますか。
>親に無理強いされて嫌だったとか、手先がうまく動かせる
>ようになったとか。
わたしは高校までピアノを習っていましたが自分でもイヤになるほど上達が遅く、
世間の小学校低学年の子が普通に到達するレベルにしか届きませんでした。
親の転勤もあっていろんな先生についたのですが、どの先生も「この子はピアノに向いてない、別のことをさせてあげれば」とわたしの親にアドバイスをしましたし、わたしも「先生もそう言っているのだしピアノはもうやめたい」と訴えたのですが親は頑として「絶対続けなさい」と言い張りました。
それというのもわたしは絶対音感があって、小さいころから周りの日常生活の音を「これは低音ド」「あれは高音ファ」とすべて音程にあてはめていたので親は「この子は音楽の才能がある」と勘違いしてしまったからです。
親は全くの音痴な上楽器を習ったことがないので音感さえ備わっていれば練習次第で上達すると素朴に考えていたところがあるようです。
その上親はとても手先が器用で、書道や絵に長けおまけに服を作ったりすることまでとても上手なので、なぜわたしがビデオゲームもできないほどの不器用なのかも理解できなかったようです。常に「練習嫌い」「どうせやってもダメという思い込みがある」と言われ続け不愉快な思いをしました。
結局わたしの絶対音感は音楽鑑賞と語学の趣味には役だったのですが、ピアノのレッスンは自信喪失のネタをさらに増やしただけの、全くのお金の無駄でした。
|
|