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▼ムラマサさん、こんにちは。
おかものはし と申します。AS診断の結果待ち中の者です。
ムラマサさんのお兄さんのお話
亡くなったおかもの実父にそっくりです。
鍋が嫌い、というのを読んで、
中学生時代、お菓子作りにはまって
父を激怒させたことを思い出しました。
今なら、家中に匂いが立ち込めてる状態が耐えられなかった
のであろうとわかるのですが、
当時はただただ理不尽に感じられ恐怖でした。
また、家族がＴＶを見ていると
くさすようなこと言うのも、よくありました。
アニメとか見ていると
「こんなのはおもちゃ会社の都合でつくられてるんだ。
それをわからないで楽しんでるなんて馬鹿が
世の中にはいっぱいいるんだな」
とか
野球選手なんかでも
「あいつは本当は日本人じゃなくて・・・」
みたいなこととか
ニュースでも
「あんな奴本当はたいしたことない」
と、いつも怒ったように言っていました。
怒りの矛先は、口に出された言葉上は
世間だったりＴＶで活躍してる人だったりするのに
なぜかいつもその怒りを受け止める役は家族にふられてて
とても理不尽でわけわかりませんでした。
食感の敏感さも相当なもので、
食品のメーカーとか変えると怒るし
同じメーカーの同じ食品が味が変わったりすると怒るし、
なにせ、あの戦争中一度も麦飯を食べなかった、
白米しか食べなかったそうですから
わがままも徹底していました。
そのくせ、趣味の釣りでの獲物を母にさばかせる時の
家中生臭く魚臭くなるのは一向に平気で、
他の家族が気分が悪くなったりしていると
「我慢のない奴」「ダメなやつ」だし、
ＴＶでも父がいいと思ってる人は「絶対」だし
舌が敏感なのかと思うと何にでも醤油どばどばかけるし、
当時は本当に謎で理解不能でした。
今、振り返って思うと、
なんだか、父は可哀想な人だったな、と思います。
友達といえる人もいなかったし、
世の中も世間も家庭も、
なにもかも父には居心地が悪かったのでしょう。
本当は小心者で、だからこそ矢鱈攻撃的だった父。
毎晩べろんべろんに酔って帰宅して
何か気に入らないことあると暴れるし
暴れなくてもトイレ汚すし
寝たばこで家燃やしかけるし
いい思い出も心触れ合った経験もあんまりないけど、
今はすこしだけ
なんで父がああいうふうだったかがわかるようになって、
可哀想な人だったな、と思うのです。
ムラマサさんのお兄さんも、
自分を覆う鎧、くだらないプライドを捨てることができるなら
そこまで自分で自分を苦しめなくてもすむのにね。
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- 10/1/9(土) 18:31 -
