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ぽっちゃまさんへ
初めまして。
>例)打ち上げ花火⇒「爆発花火」、浴槽⇒「お風呂箱」とか・・・
この息子さんの造語は、本当に可愛らしいですね。思わずニコニコしてしまいます。
>例)僕が今食べるのにちょうどいい量のお菓子⇒「僕に今、似合うお菓子」
>犬をどこかに連れて行って⇒「犬をしりぞけて。」
>僕へのいじめが増えてる⇒「僕へのいじめが活気づいてる。」・・・
外国語の直訳みたいですね。でも日常用語より息子さんの意図がより伝わって来るリアル感がありますよね。
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>大人になったら変わったという方や、同じような状況のある方、何か練習をされたことがある方などがおられましたら、ぜひアドバイスをお願いします。
その子、その人ごとの模倣能力の違いが大きいと思います。私の友人のAS(成人)の人の場合、恋愛感情の無い相手にも「あなたが愛おしい」という言葉を言うので誤解され異性問題のトラブルがありました。子供の頃のオリジナルな表現や造語は、才能とも感性とも評価されますが、次第にコミュニケーションのシビアな状況に立たされるので「言い換えの必要性」は、ある年齢や学年からお子さんに理解させる必要があるのではないでしょうか。
その場合、「お風呂箱がどうして浴槽になった方が良いのか」「活気づいているより増えているという言い方が何故ふさわしいのか」その言葉のスライドの仕方の工夫は、もうそれこそ息子さん使用のオリジナルな方法だと思います。どういう説明の仕方が息子さんにヒットするのか、編み出すのは息子さんに関わる人なので。
それは、息子さんが一般的表現の壁に苦慮するのと同じくらい、こちらも苦心があるのだと思いますが、言葉に関して親子でお互いが先生となったり生徒となったりして学べるということは楽しい発見も多いと思います。
私のASの友人は、会話でなく本や映画から言葉を取り入れて成長してきたので、未だ放言は使えず、身近で聞き続けて来たはずの放言の意味を間違っていることも多々です。
しかし、その独自の表現力でエッセイを書き出版社に勤務していました。私の職場に、上手く正しく喋れないけれど書くとすごい、というASの方も居るのでいろんな表現方法を伸ばしてあげるのも良いかと思いました。
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