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▼タイムさん:
お返事、ありがとうございます。
タイムさんからは、本当に貴重なお話を伺う事ができたので、もし私が、わずかでもお役に立てるなら、とても嬉しいです。
>1 例えばmementoさんが社外に出かけている時、会社内にいる同僚の方に、mementoさんの机の中にあるノートの中に書かれているメモの内容を電話で聞く場合には、mementoさんの頭の中では「その机と同僚の姿やメモ」等は映像で映し出されて、メモが見つかるまでの間、頭の中でその映像は続きますか?
私の机の上の惨状は、ちらりと一枚の画像として浮かぶと思いますが、メモを探す同僚の姿は、ほとんど思い浮かばないと思います。
思い出すのは「今、どうやって同僚が探しているか」よりも、「私が最後にそのメモを使ったのはいつか」がメインになると思います。 そして、情報は、文章が主です。
「○○さんから電話を受けて取ったメモだから(電話を取った時の印象に残った映像(例:コーヒーが机の上にあった)を一枚思い出す)、△日頃で(この日は、午前中会議があったな。会議の光景が一枚の画像として浮かぶ)、そしたら、ノートの真ん中あたりにあるはずだ(ノートの表紙を思い出す)」と、情報は主に文章としてでてきます。そして、時々「○○さんから電話を受けたとき」の、印象の強い状況を、一枚の写真のように思い出すと思います。
>2 例えばmementoさんが社内にいて、仕事慣れしていない同僚の方に、書類を3階から2階に持っていって貰い、そこにいる部長にハンコを押して貰ってから1階でその書類のコピーを100枚して貰ってから階段を使って戻って来るように依頼した場合、その指示をmementoさんがその同僚の方に説明する時には、mementoさんの頭の中では、同僚の方の動きや部長の姿、コピー機や階段等、それら全てが一連の動きのある映像の中のものとして頭に描きながら説明されますか?
私の場合、一連の画像にはなりません。
せいぜい、「部長の顔」「コピー機」「100枚コピーされた紙の束」「移動に通る階段」が、断続的に脳裏に浮かぶくらいでしょうか。 また、「階段を通って、部長のところに行き、ハンコを貰って・・・」という時系列とは全く関係ない順番で、自分にとってインパクトのあるもの(例:部長の顔。 暗い階段。 分厚い紙の束。)が浮かぶだけです。
ただ、「部長室はどこですか?」と聞かれたら、今居る場所から、部長室までの道順を説明しますが、その際は通る道順を順々に頭の中で追っていくと思います。でも、それも「右に行くか、左に行くか、判断しなくてはならない曲がり角」「部長室のドア」等の画像が、一枚一枚スライドショーのように出てくるだけです。 動きは付きません。
>3 同じく、mementoさんが上司から上記(2)と同じ内容の指示をされた場合には、指示を聞いている間は、mementoさんの頭の中では一連の動きのある映像として頭に描きながらその道順や依頼内容等を理解されますか?
この場合も「動きのある画像」は浮かびません。
現時点で働いている職場なら、職場内の見取り図(実際に職場に貼ってある見取り図)が頭に浮かび、部長の居るところや、コピー機の所在を考えます。
また、仕事の指示でしたら(特に不慣れな場所では)メモを取ると思いますが、「2階部長室・印鑑依頼(階段下りて左に曲がり、3つ目のドアの○○部長室)。 コピー機1階、階段右。100部」と書くと思います。
普段から行った事のない場所に行く時に画像が浮かぶ事はありません。事前に地図を見て、市を確認するにしても、「○○という交差点を右」と言った認識のしかたで、その場合は、「○○」という地名が頭に浮かびます。
こうして考えてみると、私の記憶は、連続した画像ではなく、アルバムに貼ってある写真か、絵本を見るような状況です。
いかがでしょう? このような回答で、よろしいでしょうか?
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